『メフィストと呼ばれた男』アフタートーク

宮城聰、白井晃

KAAT神奈川芸術劇場 ホール
2.14 Sun14:30-16:00
プロフェッショナル無料
オーディエンス『メフィストと呼ばれた男』チケット半券提示

日英逐次通訳あり

 

TPAMコンテンポラリー・クラシックスとして上演される『メフィストと呼ばれた男』の演出家宮城聰は2007年よりSPAC-静岡県舞台芸術センターの芸術総監督を務め、日本の公共劇場運営を牽引している人物の1人です。宮城がこの作品に込めた思いや日本における公共劇場運営の課題について、今年4月からKAAT神奈川芸術劇場で芸術監督に就任予定の白井晃を聞き手に迎え語り合います。

スピーカー

宮城聰(SPAC – 静岡県舞台芸術センター 芸術総監督)

1959年東京生まれ。演出家。SPAC – 静岡県舞台芸術センター芸術総監督。東京大学で小田島雄志・渡辺守章・日高八郎各師から演劇論を学び、1990年ク・ナウカ旗揚げ。国際的な公演活動を展開し、同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出は国内外から高い評価を得ている。2007年4月SPAC芸術総監督に就任。自作の上演と並行して世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を次々と招聘、また、静岡の青少年に向けた新たな事業を展開し、「世界を見る窓」としての劇場づくりに力を注いでいる。2014年7月アヴィニョン演劇祭から招聘されブルボン石切場にて『マハーバーラタ』を上演し絶賛された。その他の代表作に『王女メデイア』『ペール・ギュント』など。2004年第3回朝日舞台芸術賞受賞。2005年第2回アサヒビール芸術賞受賞。

宮城聰(SPAC)

Photo: Ryota Atarashi

Photo: Ryota Atarashi

モデレーター

白井晃(KAAT神奈川芸術劇場 アーティスティック・スーパーバイザー【芸術参与】)

演出家、俳優。83~02年、遊◎機械/全自動シアター主宰。独立後はストレートプレイからオペラの演出まで幅広く手掛ける。近年の演出作品に『マーキュリー・ファー』『ペール・ギュント』『No.9-不滅の旋律-』等。読売演劇大賞優秀演出家賞、湯浅芳子賞、佐川吉男音楽賞等の受賞歴がある。2016年4月、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督に就任予定。

©二石友希

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