『終わり』記録写真

“End”

終わり

村川拓也(京都)

STスポット
神奈川県横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビルB1
2.12 Fri19:00
2.13 Sat15:00 / 19:00
2.14 Sun15:00

上演時間:50分 
一般前売¥2,300
一般当日¥2,500
学生前売¥2,000
学生当日¥2,300

:¥300割引

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2015年に上演された村川拓也の二作目となるダンス作品『終わり』。

今回の作品は同作品を新たに作り直した、フルバージョンの新作。 二人のダンサー、倉田翠と松尾恵美。彼女達は学生時代から現在に至るまで、共にダンス作品を作ってきた。今回、演出の村川は彼女達がかつて踊った振り付けに着目し、膨大な過去の振り付けの中からいくつかの振り付けを選び取り、現在の彼女達に踊らせる。

昔話を語りだす時のようにかつての振り付けを踊る時、彼女達自身の記憶も同時に蘇ることになるだろう。また、時の流れは物質的な変化を与え、体力や運動能力の劣化を意識せざるを得ない。過去の振り付けに踊らされる現在の彼女達は、葛藤や矛盾、苛立の渦に巻き込まれながらも、その感情が起爆剤となり自らの踊る意思を獲得するだろう。同時に、かつての自分達の踊りにさよならを言い続ける行為となるのかもしれない。それは、今が今まさに終わっていく終着の起点としての現在時を想起させる試みに繋がるのかもしれない。

村川拓也

演出家・映像作家。1982年生まれ。2005年、京都造形芸術大学卒業。2009年まで、地点に演出助手として所属。独立後は演出家として活動を開始し、ドキュメンタリーやフィールドワークの手法を用いた作品を様々な分野で発表している。主な作品に『ツァイトゲーバー』(2011) 、ドキュメンタリー映画『沖へ』 (2012)、『羅生門』(2013)、『エヴェレットゴーストラインズ』(2014)など。セゾン文化財団助成対象アーティスト。

村川拓也

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電話: 070-6925-5835 / メール