Photo: Satoshi Nishizawa

TPAM(ティーパム)は、舞台芸術に携わる国内外のプロフェッショナルが、様々な公演プログラムやミーティングを通じて交流し、舞台芸術の創造・普及・活性化のための情報、インスピレーション、ネットワークを得る場です。20年以上の歴史を経て、アジアで最も影響力のある舞台芸術プラットフォームのひとつとして国際的に認知されています。

1995年に「芸術見本市(Tokyo Performing Arts Market)」として開始。2011年に横浜へ移動し、「TPAM」の「M」を「Market」から「Meeting」に改め、プロダクションの「売買」にとどまらない多様な舞台芸術活動を対象とするプラットフォームとしてプログラムを一新しました。また、2015年からはアジア・フォーカスを強化し、アジアとの共同製作にも参画。アジアにおける舞台芸術のネットワーキングにこれまで以上に注力しています。

9日間の会期中、50組を超えるアーティスト/カンパニーによる200以上の公演が行なわれ、300以上のミーティング、ディスカッション、セミナーが開かれます。アーティスト、フェスティバルディレクター、劇場のプロデューサー、ファシリテーター、カンパニーの制作担当者、プレゼンター、その他舞台芸術に従事するプロフェッショナルが約40カ国から700人以上集まり、一般観客も含めて延べ15,000人以上の参加者が、舞台芸術との出会いを求めて創造都市・横浜を訪れます。

催事沿革

1995

  • 舞台芸術作品の流通促進を目的に、「芸術見本市」(Tokyo Performing Arts Market/TPAM)として開始。以降年次開催。

 

2005

  • 同時代的舞台芸術に取り組む国内外のプロフェッショナルを主対象と定義。
  • 公演プログラムを公募制から全てディレクター選任制に改組。
  • 日本語名称を「東京芸術見本市」に改称。
  • 公募プログラム「TPAMフリンジ」を開始。

 

2008

  • 日本初のIETM(International Network for Contemporary Performing Arts)アジア・サテライト・ミーティングを併催。
  • プロフェッショナルの国際的オープン・ネットワーク構築を主目的と定義。
  • 「TPAMフリンジ」を「TPAMショーケース」と改称しシステムを整備。

 

2009

  • アジアのプロフェッショナル間のネットワーキングをテーマに国際会議「舞台芸術制作者ネットワーク会議」を併催。

 

2010

  • インタラクティブ・パフォーミング・アーツのショーケース「Connected」をブリティッシュ・カウンシルと共催。

 

2011

  • 東京から横浜へ会場を移動し、「国際舞台芸術ミーティング in 横浜」(Performing Arts Meeting in Yokohama)に改称。
  • 従来のジャンルごとの公演プログラムに代えて、選任されたディレクターがコンセプトからプログラムを作る「TPAMディレクション」を開始。
  • 2度目のIETMアジア・サテライト・ミーティングを併催。
  • 会期終了直後に起こった東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故を受け、「TPAM in Yokohama サマーセッション」をヨコハマ創造都市センターで開催。

 

2012

  • 舞台芸術におけるアーティスト・イン・レジデンス(Artist-In-Residence/AIR)をテーマにした国際会議、公演プログラムを開始。
  • 表現の自由、若手アーティストの国際的活動をテーマに「TPAM in Yokohama オータムセッション」をヨコハマ創造都市センターで開催。

 

2013

  • ブース展示を廃止し、グループ・ミーティング、スピード・ネットワーキングを軸とした交流プログラム「TPAMエクスチェンジ」に移行。

 

2015

  • アジア地域における同時代的舞台芸術へのフォーカスを強化。
  • 国際協働のモデルとして、新たな「コプロダクション(共同製作)」スキームの模索に着手。

 

2016

  • アジアの上演芸術の多様な形態を視野に入れ、音楽プログラムを開始。
  • 国際共同製作(ピチェ・クランチェン『Dancing with Death』、マーク・テ『Baling』)にTPAMとして初参画。

 

2017

  • 3作目の国際共同製作としてエコ・スプリヤント『BALABALA』に参画。
  • 「アジアン・ドラマトゥルク・ネットワーク・ミーティング 2017」をCentre 42(シンガポール)と共催。