国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2013年2月9日 [土] - 17日 [日] 

TPAM in Yokohama 2013 > ショーイング・プログラム > TPAMディレクションPlus

TPAMディレクションPlus

TPAMは設立以来、国内外の公共/民間の芸術文化団体、見本市、フェスティバル、プラットフォーム、NPO、劇場、インディペンデントの制作者などとの長期的パートナーシップを構築してきました。彼らが舞台芸術を通して描く未来を示す多様なプロジェクトが、「TPAMディレクションPlus」あるいは「インターナショナル・ショーケース」として横浜に集結します。

TPAM has built long-term partnership with national and international, public and private arts organizations, arts markets, festivals, platforms, non-profit organizations, theaters and independent presenters since its establishment. Diverse projects that exhibit the future they draw through performing arts gather in Yokohama as “TPAM Direction Plus” and “International Showcase.”

セブン・フィンガーズ

ロフト

 

2月7日(木)19:00 | 8日(金)19:00 | 9日(土)13:00/17:00 | 10日(日)13:00
KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
S ¥7,000 | A ¥5,000
TPAMパス特典→10%オフ*
*9日(土)13:00/17:00、10日(日)13:00のみ

 


『LOFT』は7 Fingersの記念すべき第1作目。屋根裏(LOFT)に集まった7人が、パワフルで明快で、時に哲学的、そして息もつけないくらい緊迫したアクロバティックなパフォーマンスを繰り広げる本作は、ダンス、スポーツ、ドラマ、コメディなど、誰もが楽しめる仕掛けがつまった極上のエンターテイメント作品。2013年日本公演には、結成当時のオリジナル・キャストも参加。満を持しての首都圏・初来日です。


 

主催:神奈川県、KAAT神奈川芸術劇場(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
共催:tvk、TBS
後援:横浜市、神奈川新聞、FMヨコハマ
協力:ケベック州政府在日事務所、tvkコミュニケーションズ
問合せ:KAAT神奈川芸術劇場 045-633-6500
公演情報サイト

 


Photo: Christian Tremblay

セブン・フィンガーズ
シルク・ドゥ・ソレイユ出身の7人が、2002年カナダ・ケベック州モントリオールで結成したサーカス・カンパニー。「7本の指」というユニークな名前は、フランス語の慣用句 “5本の指”(独立した5つの存在が一致団結し、ひとつの目標に向かうこと)にちなんだもの。1人1人卓越したサーカスのスキルを持ち、個々の魅力が生きる作品創りをめざしている。8つのレパートリーを世界各地で上演中。

Rules and Regs with ST Spot

2月9日(土)15:00 | 10日(日)15:00
KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>
予約 ¥2,000 | 当日 ¥2,500 | 高校生以下無料(要予約)
TPAMパス特典→¥1,500

 


ルールズアンドレグスは英国を拠点にアーティスト育成のための滞在制作を企画運営しています。今回はSTスポットとの共働のもと横浜で1ヶ月の滞在制作を行います。英国より3組のアーティストとディレクター、日本からは危口統之が参加し、いくつかのルールをアーティストが共有し、それぞれの作品を製作、発表します。

ルール
• 取りかかれ!
• ステージを探せ。
• バランスをとれ。
• あなたもここにいる。


 

主催:STスポット、高知県立美術館
共催:横浜市、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2013 実行委員会
助成:グレイトブリテン・ササカワ財団、公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団、アーツ・カウンシル・イングランド
平成24年度文化庁文化芸術の海外発信拠点形成事業
協力:黄金町エリアマネジメントセンター、急な坂スタジオ、シアターナイチンゲール(ブライトン)
企画制作: STスポット(大平勝弘)、Rules and Regs (Seth Kriebel)
問合せ:STスポット 045-325-0411
公演情報サイト

 


Photo: Neil Baird

イラ・ブランド
作家、演出家。演劇とライブ・アートを横断しながら、単一的なナラティブでなく人間的経験に基づいた活動を展開。その挑発的かつ親密な作品を通じ、観客に自己の再発見をうながしている。コンテンポラリー・パフォーマンスのグループTinned Fingers創立メンバーであり、People Show、Living Structures、Kings of England、Andy Field等とのコラボレーションも継続的に行なっている。現在ソロ2作目『A Cure For Ageing』の2013年初演に向けて作業中。


FrenchMottershead
ロンドンを拠点とするレベッカ・フレンチとアンドリュー・モッターシェッドによるパフォーマンス・ユニット。アイデンティティーへの問いかけや、人々の習慣的な行動、日常における公的/私的な領域の探求を通し、参加型でサイト・スペシフィックな作品を創作している。人々を創造的行為に誘う戦略的介入を通して、見過ごされがちな振る舞いやコミュニティを露わにし、予測や書かれざるルールを転倒させる。多くの対話と折衝を伴うプロセスを通して、予測不能かつ魅力がありアクセスしやすい作品を作り、人々の日常に対する意識を理想的な手法で高める彼らの作品は高く評価され、テート・モダンやリバプール・ビエンナーレを始め数々のギャラリーやアート・フェスティバルから作品を委嘱されている。


マシュー・モリス
フリーランスのダンス・アーティスト。舞台、映画、パフォーマンス・アート、人形劇、教育、サイト・スペシフィック・イベントで国際的に活動。DV8、Siobhan Davies Dance、Fevered Sleep、Fearghus O’conchuir、Tilted Productions、Didier Theron等と共演。2009年より自身での振付を始め、これまでに三作の舞台作品とショート・フィルムを一作発表している。作品は動きと言葉を通してストーリーを伝えるライブ・パフォーマンスを基軸にしている。


Photo: Daisuke Sugita

危口統之
1975年岡山県倉敷市生まれ。横浜国立大学工学部建設学科在学中、演劇活動を開始。卒業後、揚重工として働く。2005年、『悪魔のしるし』を作・演出するなど、断続的な活動を経て2008年「悪魔のしるし」を結成。以後、演劇を含めた多様なスタイルのパフォーマンス作品を発表し続けている。2012年、セゾン文化財団ジュニア・フェロー選出、スイスでの上演ツアーを開催、KAAT神奈川芸術劇場にて新作『倒木図鑑』を発表。

EPPA — the encounter with provocative performing arts presented by LUFTZUG

 

PANCAKE

 

2月9日(土)19:00 | 10日(日)19:00
象の鼻テラス
前売 ¥3,200 | 当日 ¥3,500
TPAMパス特典→¥2,500

 


同時代を生きる。異なる表現形式を持ちながら、その先でクロスする感覚は不思議と同じ方向を向いている。六本木ヒルズ5周年企画「gene」、シアタートラム、ポンピドゥー・センター主催「オール・ピスト東京」、音楽PVなどで個々に刺激的な出会いを重ねている4組の、新たな衝動の提示となることを期待。未知なる誘爆作用による、非ノーマルな“日常と出会い”をそこに提示してくれるはずだ。


 

主催・プロデュース:ルフトツーク
協力:象の鼻テラス、WHITELIGHT、DOTWORKS、Prism co., ltd.
問合せ:ルフトツーク 03-5767-5400(10:00〜19:00)
公演情報サイト

 


Photo: Yasuhide Kuge

クリウィムバアニー
ダンスカンパニー。菅尾なぎさ主宰。2005年ダンサーのみならず小劇場界の女優陣などから絶品乙女を選りすぐり結成。女体の動きを妄想的視点(=男子)およびラブリー視点(=女子)の両極から捉え、果てなく行き違う2つのベクトルの交錯点にある夢と現実と虚無をポップに描き出す。瞬く間に観るものをクリウィムワールドへと引き込み、現在中毒者蔓延中♡♡♡


コンタクト・ゴンゾ
2006年結成。contact Gonzoとは、集団の、そして方法論の名称、つまりローファイなスパークでもある。朦朧としながら「痛みの哲学 接触の技法」を謳い、独自の牧歌的崇高論を構築。つまり殴り合ったり、坂を落ちたりする。その過程で、森の中でカメラを破壊しながら、誰よりも自分たちに近づく手法「the first man narrative」を開発し、インスタントカメラで大量の写真撮影をおこなう。現在「遅い戦車」や「山サーフィン」を開発中。


天野タケル
画家/彫刻家。1977年東京生まれ。白と黒、男と女。力強くも繊細なそのライン。相反する物の混在。1997年渡米、NYで版画を学び2000年に活動の基盤を日本へと移す。絵画・彫刻を基本にデザインやVJなど様々なフィールドでその才を活かしている。古きを踏まえ新しいカタチを常に模索するアーティスト然としたその姿勢にあらゆる分野から注目が集まっている。


池永正二
叙情派エレクトロDUBユニット「あらかじめ決められた恋人たちへ」の中心人物。トラックメーカー、コンポーザー。最新作『今日』まで6枚のアルバムを発表。FUJI ROCK FESTIVAL、RISING SUN ROCK FESTIVAL、朝霧JAMといった大型フェスの常連となっている。また、映像的なセンスを持った音楽性が高く評価され、映画音楽や演劇音楽、バンドのプロデュース・リミックスも手掛けている。

マームとジプシー

『ドコカ遠クノ、ソレヨリ向コウ 或いは、泡ニナル、風景』(2012)
Photo: Koichi Iida

 

あ、ストレンジャー

 

2月9日(土)19:30 | 10日(日)14:00/19:00 | 11日(月)19:30 | 12日(火)14:00
のげシャーレ(横浜にぎわい座)
予約 ¥3,000 | 当日 ¥3,500
TPAMパス特典→¥2,500

 


本作は、アルベール・カミュ『異邦人』をエッセンスに、完全オリジナルの演劇作品へと作り変えます。原作が持つ、色鮮やかな景色/「街」の立ち上げ方を丁寧に掬い取り、架空の街を描き出します。どうぞご期待ください。


 

英語字幕あり

主催:マームとジプシー
共催:横浜にぎわい座
問合せ:マームとジプシー 090-9137-8647
公演情報サイト

 


Photo: Koichi Iida

マームとジプシー
藤田貴大が全作品の脚本と演出を務める演劇団体として2007年に設立。象徴するシーンのリフレインを別の角度から見せる映画的手法を用いた『しゃぼんのころ』で、独特な演出方法に注目が集まる。2011年6月〜8月にかけて発表した『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞を受賞。

岡田利規 × ピッグアイロン・シアターカンパニー

Zero Cost House (2012)
Courtesy of Pig Iron

ゼロコストハウス

 

2月11日(月)20:00 | 12日(火)14:00/20:00 | 13日(水)14:15/19:00
KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>
前売 ¥3,500 | 学生 ¥2,500 | 当日 ¥4,000
TPAMパス特典→¥1,000*
*12日(火)20:00、13日(水)14:15/19:00のみ

 


チェルフィッチュ主宰・岡田利規が脚本を務めた、初の国際的コラボレーション作品。「劇作家・岡田利規」を主人公に、19世紀アメリカの作家ヘンリー・デイビッド・ソロー『ウォールデン』と、「建てない建築家」として話題の坂口恭平氏の著作に著される、「生活」にまつわる思想を題材に描かれる。過去と現在の岡田が登場し、震災によって大きく変化した自身の視線を通して「生活のあり方」について問いかける意欲作。


 

英語上演・日本語字幕あり

主催:プリコグ
共催:国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2013 実行委員会
問合せ:プリコグ 03-3423-8669
公演情報サイト

 


Photo: Nobutaka Sato

岡田利規
1973年横浜生まれ。演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰。1997年、横浜で「チェルフィッチュ」を結成。活動は従来の演劇の概念を覆すとみなされ国内外で注目される。2005年『三月の5日間』で第49回岸田戯曲賞を受賞。2007年デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を新潮社より発表し、翌年第2回大江健三郎賞受賞。2013年初の演劇論集『遡行 変形していくための演劇論』を河出書房新社より刊行。


Courtesy of Pig Iron

ピッグアイロン・シアターカンパニー
1995年設立。フィラデルフィアを拠点に活動。分野を横断する集団として、安易なカテゴライズにおさまらず、革新性と熱気にあふれるパフォーマンスの創造を目指している。これまでに25のオリジナル作品を生み出し、北米、南米、欧州など世界で上演。ニューヨークタイムズには「演劇シーンを新たな方向へ導いた数少ない劇団」と称された。2011年、2年制のプログラムを取り入れた演劇学校をフィラデルフィア近郊に開校。

横浜ダンスコレクションEX 受賞者公演

『雨が降ると晴れる.2』(2012)
Photo: Miki Hattori

 

KENTARO!!

 

2月13日(水)19:00
横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
前売 ¥3,000 | 当日 ¥3,500 | 学生前売 ¥2,000 | 学生当日 ¥2,500
TPAMパス特典→¥2,500

 


ソロ『SADAME no MIKATA wa』
2009年に制作したソロのショートバージョン。固まったコンセプトを持たず歩むべき人生とその意味をダンスを通じて探った比喩のかたまり。2011年12月にドイツ3都市で上演した。

東京ELECTROCK STAIRS『始まりのマーチを待っていた ~short version~』
純ダンスを前提とした豊富なバリエーションとオリジナル楽曲を駆使して、日常と非日常を表現する。ダンサー同士の関係性をみせながら、意味のない世界を意味のあるダンスに仕立て上げる。


 

主催:横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
共催:在日フランス大使館、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2013 実行委員会
問合せ:横浜赤レンガ倉庫1号館 045-211-1515
公演情報サイト

 


Photo: Miki Hattori

KENTARO!!
ダンサー/振付家。東京ELECTROCK STAIRS主宰。HIPHOPを中心としたダンステクニックをベースとしながら、既存のスタイル化された表現とはかけ離れたアプローチをソロ、カンパニー共に展開中。2008年、横浜ダンスコレクションRにて若手振付家のための在日フランス大使館賞、トヨタコレオグラフィーアワード2008にてオーディエンス賞&ネクステージ特別賞を受賞。2010年、第4回日本ダンスフォーラム賞受賞。2012年10月には前人未到の12日間15ステージのソロ公演を成し遂げた。

DANCE TRUCK PROJECT vol.2

DANCE TRUCK PROJECT 2012
Photo: Hideo Mori

 

2月14日(木)〜16日(土)17:55
TPAMメイン会場周辺(2月14日:開港広場、15日:象の鼻パーク、16日:KAAT神奈川芸術劇場)

*荒天の場合には、会場変更の可能性があります。
無料(スタンディング)

 


トラックの後部を使用するモバイルの「ダンストラック・プロジェクト」が、TPAM開催会場周辺に出没します。日本のコンテンポラリーダンスを牽引するダンスアーティストたちがトラックの極小スペースの特異な上演状況や都市の景観からインスパイアされたパフォーマンスを展開します。夕刻から開始し、30分程度のパフォーマンスを日替わりで上演予定。


 

2月14日(木) きたまり、白井剛、ほうほう堂、向雲太郎
2月15日(金) 神村恵、鈴木ユキオ、田中恵美理、白井剛&東野祥子
2月16日(土) 白井剛、東野祥子、FUKAIPRODUCE羽衣
*出演順未定。詳細は当日こちらでご案内します。

主催:NPO法人Offsite Dance Project、全日本ダンストラック協会、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2013 実行委員会
配信企画:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Global Education Project
助成:マザーポートエリア創造活動支援事業
後援:横浜市文化観光局
協力:横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
SPECIAL THANKS to Malina Rodriguez(DANCE TRUCK, US)
問合せ:Dance Truck Project 090-6346-5820
公式サイト

 


Photo: Yoichi Tsukada

きたまり(see also: TPAMディレクション『戯舞
2003年よりカンパニー「KIKIKIKIKIKI」主宰。2008年トヨタ コレオグラフィーアワードオーディエンス賞、「横浜ソロ×デュオ<Compétition>」グランプリ受賞等多くの作品の演出、振付、ダンサーとして活躍。


白井剛
1995年よりダンスを始め、『Living Room — 砂の部屋』、『質量, slide , & .』、『静物画 — still life』などを国内外で発表。映像作品の創作、音楽家・美術家などとのコラボレーションを行う。


Photo: Ririko Arai

ほうほう堂
新鋪美佳と福留麻里による身長155cmダンスデュオ。国内外20都市以上の劇場や美術館等で作品を発表。近年は劇場を飛び出して日常的な場所で踊る「ほうほう堂@」シリーズ、ほうほう堂の振付に対して複数のDJが異なる音楽を合わせる「ほうほう堂×DJs!!」シリーズ等、ダンスの拡張を様々な方法で試みている。


Photo: Junichi Matsuda

向雲太郎
1994年舞踏カンパニー「大駱駝艦」に入団。麿赤兒に師事。2001年より大駱駝艦の本拠地「壺中天」に於いて振付・演出作品の上演を開始。7作品を発表、10年間で国内7ヶ所のほか、アメリカなど海外4カ国6ヶ所で上演。第37回舞踊批評家協会賞・新人賞受賞。2012年7月退団独立、ソロ活動を開始。


Photo: Ujin Matsuo

神村恵
2000年オランダにて1年間学んだ後、2004年よりソロ活動を開始。2006年より「神村恵カンパニー」を立ち上げ、カンパニー・ソロともに国内外で活動を続ける。方法論的なアプローチによる作品創作と、その中で表出する生々しい身体性が注目を集める。


Photo: Kazuyuki Matsumoto

鈴木ユキオ
1997年アスベスト館にて舞踏を始め、「金魚」主宰。引きちぎれるまでに翻弄される切実な身体と、圧倒的な空間美は、国内外から注目を集める。WS、モデル等幅広く活動。トヨタ コレオグラフィーアワードでは、2005年にオーディエンス賞、2008年に次代を担う振付家賞(グランプリ)を受賞し、パリ市立劇場「Danse élargie」でファイナリストに選出された。


田中恵美理
2008年より振付活動を開始、「空白」に潜む美を、身体をもって追求する。国内外にて作品を発表し、2011年「セーヌサンドニ国際振付家による出会いの場」のオープニングに招聘、「Masdanza」ソロ部門1位受賞。韓国をはじめ国外での共同制作など活動を広げている。


Photo: Sachio Hata

東野祥子
2000年から音楽家・映像作家・美術家・デザイナーなどが在籍する「Dance Company BABY-Q」を主宰。劇場やオルタナティブスペースにて数々の作品を発表し、国内はもとより、海外などでも招聘され高い評価を受けている。ソロダンサーとしても即興ミュージシャンとセッションを展開。


Photo: Nagare Tanaka

FUKAIPRODUCE羽衣
2004年女優の深井順子により設立。作・演出・音楽の糸井幸之介が生み出す唯一無二の “妙ージカル” を上演するための団体。妙ージカルとは、“妙なミュージカル” の意。日常にありふれたあれこれを、ありふれない歌と踊りと人間力で表現する音楽劇。

冨士山アネット

『リサーチ for シャウレイ』(2012)
Photo: Daiji Inoue

 

シャウレイの十字架

 

2月14日(木)20:00* | 15日(金)20:00** | 16日(土)15:00/20:00** | 17日(日)11:30**/15:00
*プレビュー | **終演後トークあり
のげシャーレ(横浜にぎわい座)
プレビュー前売・当日 ¥2,500 | 前売 ¥2,800 | 当日 ¥3,000 | 学生前売・当日 ¥2,500
TPAMパス特典→¥1,800

 


「男だらけで、グズグズと。」冨士山アネット新作本公演は初の男性キャスト(オールメール)のみのパフォーマンス。ひとつの部屋。5人の男達。男達は何かの権力によって抑留されている様にも、何かを待っている様にも見える。停滞する男達は「外」を求めて右往左往する。祈りを捧げたって、届かない。そんな停滞と徒労の果て。ダンス的演劇(テアタータンツ)の新境地を以て描く、世界の縮図。


 

主催:冨士山アネット
共催:アトリエ劇研、横浜にぎわい座
問合せ:冨士山家 080-5496-7555
公演情報サイト

 


Photo: Hideki Namai

長谷川寧
2003年冨士山アネット設立。戯曲より身体を起こす「ダンス的演劇(テアタータンツ)」にて活動中。国内多数入選・参加他スイスでの映像作品提供、シンガポール招聘、韓国SPAF2012国際共同制作発表等国外活動も盛ん。NODA・MAP、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作品、パパ・タラフマラ、ミクニヤナイハラプロジェクト、ジェローム・ベル作品等出演を行う他、ホリプロ『エンロン』、フジファブリック『夜明けのBEAT』(『モテキ』主題歌)MV等振付多数。

アンティエ・グライエ=リパッティ(AGF)

©Tatu Blomqvist

 

Gedichterbe サウンド・ポエトリー
ドイツ 詩と歌の遺産

 

2月14日(木)20:00
BankART Studio NYK NYKホール
¥1,500
TPAMパス特典→¥1,000

 


『Gedichterbe』は、アンティエ・グライエ=リパッティが、ドイツ語の詩歌と言語の遺産をエレクトロニック・ミュージックを通じて探索するプロジェクト。11 世紀の女性詩人Frau Avaから、20世紀のユダヤ系の詩人、そして現代の実験詩人アン・コッテンまで、時代を超えて選び抜かれたドイツ語の詩歌の数々。そのテキストを脱構築・再構築し、最新のデジタル・テクノロジーを駆使して作曲したエレクトロニック・サウンド・ポエトリー。


 

主催:東京ドイツ文化センター
問合せ:東京ドイツ文化センター 03-3584-3201
公演情報サイト

 


©Aki Roukala

アンティエ・グライエ=リパッティ(AGF)
旧東ドイツ出身。詩歌をエレクトロニック・ミュージック、カリグラフィー、デジタルメディアなどに変換した作品を、ライブやインスタレーションとして、美術館、ギャラリー、路上、劇場、ホール、クラブといった空間で発表。2004年にはアルス・エレクトロニカで優秀賞を受賞。The Lappetites、Laub、ヴラディスラヴ・ディレイ、クレイグ・アームストロング、グドルン・グート、エレン・エイリアンらとのコラボレーションも多数。

トヨタ コレオグラフィーアワード トーク & ショーイング

トヨタ コレオグラフィーアワード 2012「次代を担う振付家賞」受賞者 関かおり振付『マアモント』
Photo: Jun Ishikawa

 

2月15日(金)15:00
第1部 トーク、第2部 ショーイング
横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
¥1,000(要予約)
TPAMパス特典→入場無料

 


トヨタ自動車と世田谷パブリックシアターの提携事業として、次代を担う振付家の発掘と育成をめざす「トヨタ コレオグラフィーアワード」(2001年創設)。今回は、本アワード「次代を担う振付家賞」受賞者、ファイナリストを紹介するショーイングと、横浜ダンスコレクションEXディレクター、公益財団法人セゾン文化財団プログラムディレクターをゲストに迎えて、若手振付家に向けた関連トークを開催します。

PART 1.トーク「次代にはばたく振付家とは」
進行:久野敦子(公益財団法人セゾン文化財団 プログラムディレクター)
スピーカー:中冨勝裕(横浜ダンスコレクションEX ディレクター/公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、高樹光一郎(トヨタ コレオグラフィーアワード 事務局長)

PART 2. ショーイング:古家優里「OH! ’12」/関かおり「ヘヴェルルッド」デュオ ver./北尾亘「Marina bay Sans」/岡本優「わたしのメキシコ」(上演順未定)


 

主催:TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD実行委員会、トヨタ自動車株式会社
提携:公益財団法人 せたがや文化財団 世田谷パブリックシアター
共催:国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2013 実行委員会
協力:横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、NPO法人 Japan Contemporary Dance Network(JCDN)
予約・問合せ:トヨタコレオグラフィーアワード事務局 03-3373-1166
公式サイト

 


Photo: Theater Guide

古家優里(2010「次代を担う振付家賞」受賞)
熊本県出身。お茶の水女子大学文教育学部芸術・表現行動学科舞踊教育学コース卒業。大学の同級生と立ち上げたダンスグループ《プロジェクト大山》主宰。2009年横浜ダンスコレクションRにて審査員賞、2010年トヨタ コレオグラフィーアワード2010次代を担う振付家賞を受賞。プロジェクト大山として、2007年「JCDN踊りに行くぜ!!Vol.8」大分・高知・淡路島・東京公演、2009年南仏ニームで開催されるL’EXPERIENCE JAPONAISEに参加。ダンス公演の他、中田ヤスタカプロデュースMEG『SKIN』PV出演・振付、郷ひろみ『笑顔にカンパイ』PVに出演。2012年長塚圭史演出、シス・カンパニー公演『ガラスの動物園』の振付で好評を博す。


Photo: Teita Iwabuchi

関かおり(2012「次代を担う振付家賞」受賞)
幼少よりクラシックバレエ、18歳よりコンテンポラリーダンスを始める。ダンサーとして山田うん、大橋可也等の作品に参加。2008年STスポットラボアワード受賞。2009年よりグループ作品の発表を開始し、近年は五感をキーワードに主に香りを取り入れた作品に取り組んでいる。2012年岩渕貞太との共同振付作品『Hetero』により横浜ダンスコレクションEX2012若手振付家のための在日フランス大使館賞を受賞、アンジェ国立振付センターに滞在。また、同年グループ作品『マアモント』にて、トヨタ コレオグラフィーアワード2012次代を担う振付家賞を受賞。同年代アーティスト集団《群々(むれ)》のメンバー。


Photo: Masakazu Yoshikawa

北尾亘(2012「オーディエンス賞」受賞)
1987年兵庫生まれ。振付家・ダンサー・役者。幼少より様々なジャンルのダンスに触れ、大学入学以降、木佐貫邦子に師事。在学中、次第に作品創作に興味を抱き、卒業間際の2009年ダンスカンパニー《Baobab》を立ち上げる。以降、全作品の振付・構成・演出を行い、単独公演と多数のフェスティバル参加をハイペースで繰り返す。また個人の活動として、ソロ作品の創作や演劇作品の振付も手掛ける。コンドルズ振付コンペティション2010準グランプリ、トヨタ コレオグラフィーアワード2012オーディエンス賞受賞。


Photo: Masakazu Yoshikawa

岡本優(2012ファイナリスト)
3歳よりクラシックバレエを始める。コンクールへの出場をするが挫折し、他ジャンルのダンスにも触れながら芸能活動も経験。桜美林大学卒。在学時より木佐貫邦子に師事、笠井叡特別授業をきっかけに同氏作品『Utrobne~虚舟~うつろぶね』に出演、イタリアツアーも経験。“本当にやりたい事”を追求し、《TABATHA》として自らの作品創作へと行き着く。2012年NEXTREAM21 in RIKKOUKAI公開ダンスコンテスト優秀賞受賞。トヨタ コレオグラフィーアワード2012ファイナリスト。宣伝美術も行うなど、表現の垣根を越えて様々なジャンルで活躍中。

日本 — 韓国ダンス交流プロジェクト
横浜ダンスコレクション × ソウルダンスコレクション

Face to Face (2012)
Photo: Jirak LEE

Dance Connection

 

2月15日(金)19:00 | 16日(土)19:00
*15日終演後にアフタートークあり
ゲスト:乗越たかお(作家・ヤサぐれ舞踊評論家)
象の鼻テラス
前売 ¥2,000 | 当日 ¥2,500 | 学生前売 ¥1,500 | 学生当日 ¥2,000
TPAMパス特典→¥1,500

 


「横浜ダンスコレクション」と「ソウルダンスコレクション」— 2つのダンスコレクションによって選ばれた日韓新進振付家が、初めて出会う相手とソウル・横浜での約2ヶ月に及ぶレジデンスで共同制作に取り組みます。異なるバックグラウンドを持つ相手との交流を通して、相手を理解し、違いを認識し、互いに吸収しながら、新たな視点をもって、ソウルでは『Face to Face』と題した作品を発表した2人が、横浜での公演に挑みます。


 

主催:横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
共催:Seoul Performing Arts Festival、八戸市、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2013 実行委員会
問合せ:横浜赤レンガ倉庫1号館 045-211-1515
公式サイト

 


©Azusa Takeuchi

鈴木優理子(横浜ダンスコレクションEX 受賞振付家)
群馬県出身。16歳より木佐貫邦子に師事。日本大学芸術学部演劇学科洋舞コース卒業。2008年よりオーストリアSalzburg Experimental Academy of Dance(SEAD)にて修行。BODHI projectにてMatej Kejžar(ローザス)、Maya Lipskerの作品に参加。在学中に創作したデュオ作品『BORN/2011』はヨーロッパ5カ国にて上演され、スペインACT Festival 2011 Best Choreographic Direction受賞。横浜ダンスコレクションEX2012審査員賞受賞。トヨタ コレオグラフィーアワード2012ファイナリスト。2012年12月にはシンガポールCONTACT 2012に招聘された。


ファン・スヒョン(ソウルダンスコレクション選定振付家)
2008年、韓国アーツ・カウンシルによる若手注目アーティストに選定される。 2009年『Timing』でイギリス・サドラーズウェルズ劇場によるグローバルダンスコンテストファイナリストに選出される。2010年『On the Sound』でソウル舞踊祭に招聘された。2011年、イム・ジエとともにCo-Labプロジェクト・グループを結成し、『Co-Lab:ソウル―ベルリン』を発表。財団法人韓国公演芸術センター(HanPac)主催「ライジングスター」に選定された。2012年10月〜11月開催のフェスティバル/トーキョーに同作で参加。