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BankART Studio NYK 2F Library / 2B Gallery
横浜市中区海岸通3-9(地図で見る)
2.16 Thu
10:30-13:30ワーキング・グループ*Working Group*
14:00-15:30ディスカッション1Panel 1
16:00-17:00レクチャー1Lecture 1
2.17 Fri
10:30-12:30ラウンドテーブルRoundtable
14:00-16:00ディスカッション2Panel 2
16:30-18:30ディスカッション3Panel 3
2.18 Sat
10:30-11:30レクチャー2Lecture 2
12:30-13:30ディスカッション4Panel 4
14:30-16:00ディスカッション5Panel 5
16:30-17:30クロージング*Closing Remarks*
プロフェッショナル¥0
オーディエンス¥500
*ワーキンググループとクロージングは招待制です。

アジアにおけるドラマトゥルクの専門性と知識を共有するため、2016年に形成されたコレクティヴ。立ち上げ人はマレーシアのパフォーマンス作家/ドラマトゥルク/ダンス・リサーチャー、リム・ハウニェン。TPAM2017とCentre 42(シンガポール)が共同でホストするADNミーティング 2017では、シンガポールで開催された設立シンポジウムでの対話と議論をさらに展開します。

アジアン・ドラマトゥルク・ネットワーク

共催:Centre 42、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2017 実行委員会
助成:国際交流基金アジアセンター
お問い合わせ:アジアン・ドラマトゥルク・ネットワーク

[ワーキング・グループ]
ADNの招待者がこのネットワークのドラマトゥルギー的な方針に関する中心的な問題を議論する。ADNディレクターのリム・ハウニェンが開会のスピーチを行なう(招待制)。

[ディスカッション1]
女性のパフォーマンスのドラマトゥルギー
女性的/フェミニズム的ポリティクスを導入/参照/喚起する作品を作っている女性アーティストを取り上げる。彼女らの作品は、ダンスから映画まで、話し言葉から歌まで、幅広いパフォーマンスの媒体を用いながら、アジアの多様な文脈において、フェミニズムと女性をめぐるポリティクスのさまざまな側面や視点を提示している。

[レクチャー1]
オン・ケンセンによる基調講演
シンガポールの演出家オン・ケンセンによる基調講演。キュレーションやプログラミングも含む彼の豊かな演劇活動経験に通底するドラマトゥルギー的方法論と戦略を紹介。

[ラウンドテーブル]
アジアのドラマトゥルギー:ルーツと伝統をめぐって
「アジアのドラマトゥルギー」という「もの」あるいは概念がそもそも存在するのかを問う。さらに、国境や地域を超えて、インド、東南アジア、東アジア、日本などにおける文化的固有性をもつドラマトゥルギー的実践を並置して論じる。正統的な(西洋的な)定義を逃れて成立したと思われるドラマトゥルギーとドラマトゥルクの過去の実例も論じたい。

[ディスカッション2]
ダンスのドラマトゥルギー:身体、動き、記憶
身体、動き、そして動きの記憶の容れ物としての身体をめぐるドラマトゥルギーに着目し、コンテンポラリー・ダンスにおけるドラマトゥルギーとそれが切り拓いたコンセプトからクリエーションまでの無数のプロセスを論じる。

[ディスカッション3]
異文化と異分野
異文化・異分野を横断するパフォーマンスという概念の定義は、変容と再発明を繰り返している。このラウンドテーブルでは、新しい間文化的領域、翻訳・字訳・音訳の言語的境界を横断する諸問題に着目し、また、インタラクティヴ・アーツにおける文化的・社会的規範や慣習を再考する。異分野横断性は、具体的な公共空間を生成しつつあるソーシャルメディアのプラットフォームからフェスティバルのキュレーションの再解釈まで、幅広い領域において新たな意味を獲得している。

[レクチャー2]
東南アジアのドラマトゥルギー:アルコ・レンツとカンボジア、インドネシア、ベトナムのコンテンポラリー・ダンス
振付家・ドラマトゥルクとして東南アジア各地で活動してきたアルコ・レンツが、その経験に基づいたレクチャーを行なう。異なる社会的・文化的実践に取り組んでいるそれぞれのアーティストに適したドラマトゥルギーを構築するプロセスを紹介。

[ディスカッション4]
ジェンダー的/クィア的ドラマトゥルギー
「ジェンダーのパフォーマンス」はますます多様で複雑になってきている。このパネルディスカッションでは、演劇とダンスにまたがるジェンダー的/クィア的ドラマトゥルギーの最新動向の概観を試みる。

[ディスカッション5]
ドラマトゥルギーから見た日本
実践的ドラマトゥルギーの最新研究を参照しながら、日本におけるコンテンポラリー・パフォーマンスの理論と実践を掘り下げる。

[クロージング]
ADNの招待者による総括とフィードバック(招待制)。

プログラム

*登壇者プロフィールはこちら

ワーキング・グループ

• 進行:滝口健、リム・ハウニェン、マリオン・ドゥ・クルーズ、ルハーニー・ペレラ、シャンカル・ヴェンカテーシュワラン

ADNの招待者がこのネットワークのドラマトゥルギー的な方針に関する中心的な問題を議論する。ADNディレクターのリム・ハウニェンが開会のスピーチを行なう(招待制)。

ディスカッション1:女性のパフォーマンスのドラマトゥルギー

• モデレーター:シャーリーン・ラジェンドラ

• スピーカー:アイサ・ホクソン、ナタリー・ヘネディゲ、ルハーニー・ペレラ、シンタ・フェブリアニ

女性的/フェミニズム的ポリティクスを導入/参照/喚起する作品を作っている女性アーティストを取り上げる。彼女らの作品は、ダンスから映画まで、話し言葉から歌まで、幅広いパフォーマンスの媒体を用いながら、アジアの多様な文脈において、フェミニズムと女性をめぐるポリティクスのさまざまな側面や視点を提示している。

レクチャー1:オン・ケンセンによる基調講演

• 司会:シャーリーン・ラジェンドラ

• スピーカー:オン・ケンセン

シンガポールの演出家オン・ケン・センによる基調講演。キュレーションやプログラミングも含む彼の豊かな演劇活動経験に通底するドラマトゥルギー的方法論と戦略を紹介。

ラウンドテーブル:アジアのドラマトゥルギー — ルーツと伝統をめぐって

• 司会:ピーター・エッカサール

• スピーカー:アヌラダ・カプール、シャーリーン・ラジェンドラ、松井憲太郎、マリオン・ドゥ・クルーズ

「アジアのドラマトゥルギー」という「もの」あるいは概念がそもそも存在するのかを問う。さらに、国境や地域を超えて、インド、東南アジア、東アジア、日本などにおける文化的固有性をもつドラマトゥルギー的実践を並置して論じる。正統的な(西洋的な)定義を逃れて成立したと思われるドラマトゥルギーとドラマトゥルクの過去の実例も論じたい。

ディスカッション2:ダンスのドラマトゥルギー — 身体、動き、記憶

• モデレーター:リム・ハウニェン

• スピーカー:武藤大祐、ヘリー・ミナルティ、飯名尚人、中島那奈子

身体、動き、そして動きの記憶の容れ物としての身体をめぐるドラマトゥルギーに着目し、コンテンポラリー・ダンスにおけるドラマトゥルギーとそれが切り拓いたコンセプトからクリエーションまでの無数のプロセスを論じる。

ディスカッション3:異文化と異分野

• モデレーター:シャンカル・ヴェンカテーシュワラン

• スピーカー:シャーリーン・ラジェンドラ、デヴィッド・プレジャー、滝口健、ネス・ロック

異文化・異分野を横断するパフォーマンスという概念の定義は、変容と再発明を繰り返している。このラウンドテーブルでは、新しい間文化的領域、翻訳・字訳・音訳の言語的境界を横断する諸問題に着目し、また、インタラクティヴ・アーツにおける文化的・社会的規範や慣習を再考する。異分野横断性は、具体的な公共空間を生成しつつあるソーシャルメディアのプラットフォームからフェスティバルのキュレーションの再解釈まで、幅広い領域において新たな意味を獲得している。

レクチャー2:東南アジアのドラマトゥルギー — アルコ・レンツとカンボジア、インドネシア、ベトナムのコンテンポラリー・ダンス

• 司会:リム・ハウニェン

• スピーカー:アルコ・レンツ

振付家・ドラマトゥルクとして東南アジア各地で活動してきたアルコ・レンツが、その経験に基づいたレクチャーを行なう。異なる社会的・文化的実践に取り組んでいるそれぞれのアーティストに適したドラマトゥルギーを構築するプロセスを紹介。

ディスカッション4:ジェンダー的/クィア的ドラマトゥルギー

• モデレーター:リム・ハウニェン

• スピーカー:アルフィアン・サアット、ギー・イマン・センマラー、川口隆夫

「ジェンダーのパフォーマンス」はますます多様で複雑になってきている。このパネルディスカッションでは、演劇とダンスにまたがるジェンダー的/クィア的ドラマトゥルギーの最新動向の概観を試みる。

ディスカッション5:ドラマトゥルギーから見た日本

• モデレーター:滝口健

• スピーカー:長島確、萩原健、ピーター・エッカサール

実践的ドラマトゥルギーの最新研究を参照しながら、日本におけるコンテンポラリー・パフォーマンスの理論と実践を掘り下げる。

クロージング

• 進行:滝口健、リム・ハウニェン、ロビン・ルーン、ルハーニー・ペレラ

ADNの招待者による総括とフィードバック(招待制)。

プロフィール

*各セッションについてはこちら

アルフィアン・サアット(シンガポール)

シンガポールの劇団W!lD Riceのレジデント劇作家。Life! Theatre Awardsのベストオリジナル戯曲に10回ノミネートされ、『Landmarks』(2005)、『Nadirah』(2010)、『Kakak Kau Punya Laki』(2013)、『Hotel』(2016、Marcia Vanderstraatenと共作)で受賞。戯曲集、詩集、短編集、フラッシュフィクション集、戯曲『Cooling-Off Day』など著作多数。

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アヌラダ・カプール(インド)

研究者、演劇人。2013年までニューデリーの国立演劇学校で教授(演技・演出)と校長を務め、以後もインド内外の大学で教えている。『Actors Pilgrims Kings and Gods: the Ramlila at Ramnagar』ほか演劇についての著作多数。劇団「Vivadi」共同設立者。作品はジャンル横断的かつコラボレーティヴで、国際的にツアーしている。2004年、インドで最も重要な演劇賞のひとつ、Sangeet Natak Awardの演出賞を受賞。

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アルコ・レンツ(ドイツ)

振付家・ダンサー、超文化的・領域横断的アートプロジェクトをプロデュースする組織「Kobalt Works」の設立者。レンツの作品は、個人・身体と時間・空間がラディカルかつ構造的、振付的に拮抗する「アブストラクト・ドラマツルギー」の概念に基づいている。近作は『CRACK』(2011)、『solid.states』(2012)、『KRIS IS』『Hanoi Stardust』『COKE』『ALPHA』(2014〜2015)など、東南アジアのパートナーとのコラボレーションが多い。ソロ作品『EAST』(2015)は、東南アジアでのアンサンブルのプロセスを自分自身の身体に落とし込んだもの。また、各地の機関でダンスと振付を教えている。

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シャーリーン・ラジェンドラ(シンガポール)

演劇の教育、リサーチ、実践に関わり、現在は南洋理工大学内のNational Institute of Education勤務。コンテンポラリー・パフォーマンス、都市の多文化的文脈におけるアイデンティティと文化をめぐる諸問題をリサーチ。アートを基本に、批評的・美学的思考を深めるための文脈的知識を用いた対話的教育学を展開。演出家、パフォーマー、作家としても活動。近年では『It Won’t Be Too Long – The Cemetery』(2015、Drama Box)などのパフォーマンスでドラマトゥルクを務めている。

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武藤大祐(日本)

インディペンデントのダンス批評家、群馬県立女子大学文学部准教授。現在の研究課題は近現代アジア舞踊史、およびそれをふまえた新しい振付の理論。共著に『Choreography and Corporeality』『バレエとダンスの歴史』。ダンス批評家としては、2000年以降雑誌や新聞への寄稿多数。振付作品『来る、きっと来る』を2013年に発表。また、2014年に横浜で初演されたジェコ・シオンポ『STAY or GO』のドラマトゥルクを務めた。

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デヴィッド・プレジャー(オーストラリア)

パフォーマンス、ヴィジュアル・アーツ、メディア・アーツの間で、アーティスト、キュレーターとして、オーストラリア、アジア、ヨーロッパで活動。観客を生産的かつ挑発的に巻き込む作風で知られる。最も得意とするライブ・パフォーマンスにおいては、中心的なプラットフォームが様々な芸術分野のアーティスト、社会的・科学的・学術的専門家を巻き込んでいく領域横断的なドラマトゥルギーを確立した。1995年にカンパニーnot yet it’s difficult (NYID)を設立、オーストラリアを代表するジャンル横断的カンパニーのひとつとなる。『The Conversation』『Arts Hub』など、オンラインメディアや専門誌への寄稿多数。

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アイサ・ホクソン(フィリピン)

フィリピン出身。バレエを学んだ後、ヴィジュアルアーティストとして活躍。2010年マニラでのポールダンスコンテスト優勝後に、都市の公共空間にある旗や標識のポールを用いてポールダンスを披露する作品を発表。ベルギーでのレジデンスで、女性ポールダンサーのステレオタイプとコンテキストの問い直しに取り組む。2011年ベルリンHKW(世界文化の家)でのイン・トランジット・フェスティバル委嘱作品として発表されたソロ『Death of the Pole Dancer』は、その後世界各地で巡演。2014年(公財)セゾン文化財団のヴィジティング・フェローとしてリサーチを行い、TPAM in Yokohama 2015にて『HOST』をワークインプログレスとして発表、同年5月にはTanzhaus-nrw Dusseldorfで世界初演された。

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ギー・イマン・センマラー(インド)

トランス・アクティヴィスト、作家、演劇・映画作家。芸術学・美学をニューデリーのジャワハルラール・ネルー大学大学院で修める。被抑圧者の演劇を用いた社会変革に関心を持ち、グループ「Panmai Theatre」を2014年に設立。第1作『Colour of Trans 2.0』は、トランスジェンダーであるグループ設立者たち自身の経験に基づき創作され、2015年にフィラデルフィア、ニューヨーク、ボストン、チェンナイ、バンガロール、ケーララ、カルナータカをツアーした。

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ヘリー・ミナルティ(インドネシア)

ジャカルタを拠点とするインディペンデントのダンスキュレーター/リサーチャー。2014年にダンス研究で英国ローハンプトン大学より博士号取得。近代性についての(グローバルな)言説、アジアの文脈における文化政策/政治、インドネシアの歴史的文脈における同時代性や芸術的/振付的実践に関心を持ちリサーチを行なう。2013年から15年まで、ジャカルタ・アーツ・カウンシル(JAC)のプログラム統括。また、Asia-Europe Dance Forum in Berlin(2004)、Asia-Europe Artists Exchange(2006、韓国)、インドネシア・ダンス・フェスティバル(2014)などのプロジェクトでキュレーターを務める。

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飯名尚人(日本)

映像作家、演出家、ドラマトゥルク、プロデューサーとして幅広く活動。映像作家として佐藤信『The Sprits Play 霊戯』『リア王』、川口隆夫『a perfect life』に参加。ドラマトゥルクとして川口隆夫『大野一雄について』に参加。演出家として『ASYL』『忍ばずの女』などジャンル横断的作品を演出。メディアテクノロジーとダンスを融合するプロジェクトを推進するためDance and Media Japanを設立。東京造形大学(映画・パフォーマンス)、京都精華大学(ヴィジュアル・シアター・パフォーマンス)、座・高円寺劇場創造アカデミー(演劇のためのヴィジュアル演出)で教える。

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長島確(日本)

日本におけるドラマトゥルクの草分けとして、多くの演出家や劇団と協働。サミュエル・ベケット、サラ・ケイン、ヨン・フォッセ、アラン・ハリス、シェイクスピア、イプセンなど現代、近代、古典戯曲の翻訳も行なう。中野成樹 + フランケンズのメンバー。東京藝術大学、座・高円寺劇場創造アカデミー、愛知大学で教える。

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萩原健(日本)

明治大学国際日本学部教授。専門は日本とドイツの近現代舞台芸術史。共著に『佐野碩 人と仕事 1905–1966』『ステージ・ショウの時代』『村山知義 劇的尖端』。イーゴル・バウアージーマ『ノルウェイ・トゥデイ』などドイツ語戯曲の和訳も行なう。

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滝口健(日本)

シンガポール国立大学英語英文学科演劇学専攻リサーチフェロー。戯曲翻訳、異文化間演劇・文化政策を専門とし、日本研究で同大学より博士号取得。ドラマトゥルク、翻訳者、プロデューサーとしても活動し、『Spring in Kuala Lumpur』(2004)、『Reservoir』(2008)、『Mobile 2: Flat Cities』(2013)、『Hotel』(2015)など多くの異文化間プロジェクトに参加。

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松井憲太郎(日本)

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ館長。演劇プロデューサー、批評家、ドラマトゥルクとしても活動。1981年から96年まで68/71黒色テント(現・劇団黒テント)劇団員。1990年から96年まで世田谷パブリックシアターの計画作りに参画し、97年の開場後は学芸課長やプログラム・ディレクターとして11年間活動した。

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リム・ハウニェン(マレーシア/オーストラリア)

パフォーマンス作家、ドラマトゥルク、ダンス・リサーチャー、アジアン・ドラマトゥルク・ネットワーク立ち上げ人。2014年、東南アジアのコンテンポラリーダンス振付研究でシンガポール国立大学より博士号取得。近年では、シンガポール・アーツ・フェスティバルやエスプラネードでダンス公演のドラマトゥルクを担当。アムリタ・パフォーミング・アーツ・グループ(カンボジア)、ダニエル・コック、クイック・スィ・ブン、ミン・ プーン(以上シンガポール)、ピチェ・クランチェン(タイ)などの重要な振付家やダンスグループにドラマトゥルクとして関わっている。

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マリオン・ドゥ・クルーズ(マレーシア)

振付家、パフォーマー、プロデューサーとして活動しながら、ASWARA(マレーシア国立芸術文化遺産大学)ダンス学部でフルタイムで教鞭をとる。マレーシアのコンテンポラリーダンスの先駆者であり、1984のファイブ・アーツ・センター創立に関わった。1983年に「Marion D’Cruz and Dancers」を設立、国内外で公演。2004年から06年までArts Network Asiaのマネージャー。Boh Cameronian Arts Awardsで2006年にCross-Cultural Champion of the Arts Awardを受賞。2015年にArts Legendの称号を受ける。

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中島那奈子(日本)

研究者、ダンス・ドラマトゥルク、日本舞踊宗家藤間流師範名執藤間勘那恵。愛知大学で教鞭をとり、ベルリン自由大学リサーチフェローでもある。近年のドラマトゥルクとしての仕事に砂連尾理「劇団ティクバ + 循環プロジェクト」(2008〜2011、2012)、「OPEN WITH A PUNK SPIRIT! Archive Box」(2014〜2015)など。ダンス・ドラマトゥルギーについて様々な研究書、専門誌に寄稿している。

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ナタリー・ヘネディゲ(シンガポール)

シンガポールを拠点とするコンテンポラリー・パフォーマンス・カンパニーCake Theatrical Productionsの芸術監督。演劇や他のメディアのために作品をコンセプチュアライズし、書き、演出する。ビジュアル・アーツ、映画・映像、パフォーマンス・アート、ダンスなどの他分野と継続的に協働し、通常の会場を遊戯的に用いた公演から特異な空間や公共空間での実験まで、分類に抗う大胆な芸術性を備えたコンテンポラリー作品を創作し、パフォーマンス的経験を生み出している。

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ネス・ロック(フィリピン)

演劇・映画俳優、パフォーマンス作家、作家、ドラマトゥルク、アーティスト・マネージャー。マニラを拠点とするコンテンポラリー・パフォーマンス集団Sipat Lawin Ensembleのコアメンバーでもある。舞台女優としての教育を背景に、現代のパフォーマンスにふさわしい演技の新しいアーティキュレーションを探求。Sipat Lawinでの『Una Sola Demostracion Dela Mujer』(2014)、『Gobyerno』(2015〜16)、サウンド・アーティストTeresa Barrozoとの『We Are What Movies Told Us We Should Be』(2016)、National Commission for Culture and Artsとの『Lihka-LakBayan』(2016)などでドラマトゥルギーを探求。

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オン・ケンセン(シンガポール)

シンガポール国際芸術祭(SIFA)フェスティバル・ディレクター。自身の作品は世界中で上演され高く評価されている。National Arts Council Young Artist Award(1992)とCultural Medallion(2003)の両方を受賞/受章した初めてのアーティスト。ニューヨーク大学Tisch School of the Artsでパフォーマンス・スタディーズ(異文化間パフォーマンス)の修士号取得。また、シンガポール国立大学非常勤講師として1992年に演劇学のプログラムを開設した。

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ピーター・エッカサール(米国)

ニューヨーク市立大学Graduate Centre教授(演劇学、パフォーマンス・スタディーズ)、演劇学博士課程執行役員。Performance Studies international(PSi)副代表、オーストラリアのカンパニーnot yet it’s difficult (NYID)のドラマトゥルク。オーストラレーシアとヨーロッパにおけるコンテンポラリー・パフォーマンスの実践、とりわけ日本のパフォーマンスとドラマトゥルギーに関心を持つ。最新刊にHelena Grehan、Edward Scheerとの共著『New Media Dramaturgy: Performance Media and New Materialism』(Palgrave、2017)。

peter

ロビン・ルーン(シンガポール)

ドラマトゥルク、研究者、劇作家。現在、シンガポール国立大学で「演劇・パフォーマンス概論」「シンガポールの英語演劇」「演劇批評」の講義を担当。ドラマトゥルクとしてシンガポール・アーツ・フェスティバルの多くのプロジェクト、『Casting Back』『男男自语』(2012)などのプロダクションに関わる。2014年にアーツ・オーガニゼーションCentre 42を共同設立。この種のプログラムとしてはシンガポール初の「Dramaturg Apprenticeship Programme」も主導している。

robin

ルハーニー・ペレラ(スリランカ)

パフォーマー、パフォーマンス作家、講師として活動。Floating Space Theatre Company設立者/ディレクター、コロンボ大学英文学科客員講師(パフォーマンス、文学)。ロンドンのゴールドスミス大学で修士号取得(パフォーマンスと文化:領域横断的アプローチ)。ストーリーテリングの文化、パフォーマティブな行動、アイデンティティと文化的記憶について研究。近年のパフォーマーとしての活動に『Inscribing Her』(2013)、『Forgetting November』(2015)など。コロンボ・アート・ビエンナーレ(2014)、「Sacred Cities」(2015〜16)などのプロジェクトでヴィジュアル・アーツのキュレーターも務める。

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シャンカル・ヴェンカテーシュワラン(インド)

演劇ドラマトゥルク、演出家、プロデューサー、俳優、作曲家。ケーララのCalicut University School of Drama & Fine Artsで演出を学び卒業後、シンガポールのTheatre Training and Research Programme(現Intercultural Theatre Institute)で学ぶ。2007年、現代演劇のカンパニーTheatre Roots & Wingsを設立。近年の演出作品に『Guruthillathe Nadatha Galike』(2013)、ベケット『人べらし役』(2014)など。2015〜16年、ケーララ国際演劇祭芸術監督。また、インド、日本、スリランカの諸機関、演劇/ダンスカンパニーのためにワークショップを行なっている。

sankar

シンタ・フェブリアニ(インドネシア)

インドネシアの劇団Kala Theatreの芸術監督。演出家、劇作家、パフォーマーとして活動。20本以上の作品を演出し、その多くが自身による劇作で、ジェンダーと身体をめぐる問題を探究している。詩人、エッセイストでもあり、2012年からMakassar International Writers Festivalのキュレーターを務める。最新のリサーチプロジェクトは「Bissu: Embodiment in a Cultural Performance」と題され、ジョグジャカルタのガジャ・マダ大学でパフォーマンス・スタディーズの修士号を取得。2007年、演劇と舞台への貢献に対して、南スラウェシ州政府からセレベス賞を贈られる。

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川口隆夫(日本)

東京を拠点とするマルチメディア・パフォーマンス・アーティスト、ダンサー。自身の身体を表現の媒体とし、伊東篤宏との『ディケノヴェス』(2003、2006)、山川冬樹との『D.D.D. 私の心臓はあと何回鼓動して止まるのか』(2004〜2007)、真鍋大度との『テーブルマインド』(2006、2011)などのマルチメディア・コラボレーションを展開。また、舞踏の正統な訓練を受けたことがないにも関わらず、『病める舞姫』(2012)、『大野一雄について』(2013)で舞踏の創始者、故・土方巽と大野一雄の模倣に取り組む。

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