劇場のプログラミング担当者、フェスティバル・ディレクターなど、国内外のプレゼンターがホストになり、1対1でミーティングができるプログラム。10分間の個別ミーティングで、より具体的なコミュニケーションが可能です(要予約)。前年度には31人のホストとの合計 300のミーティングを実施しました。
2.11 Wed 11:30 – 17:00
2.12 Thu 11:30 – 17:00
• ご予約には、まずTPAM参加登録が必要です。参加登録完了後、TPAMマイページよりご予約いただけます。
1次申込期間:2月2日(月)19:00〜2月4日 (水)23:59 (抽選制)
2次申込期間:2月7日(土) 00:00〜2月10日(火) 23:59 (先着順)
• 1次申込期間には、プレゼンターと希望の日にちのみご選択いただけます。最大3名のホストとのミーティングをお申し込みいただけます。
ミーティングの実施時間に関しましては、TPAM事務局が調整し抽選結果と合わせて2月6日(金)にご連絡いたします。実施不可能な時間帯があればあらかじめお知らせください。
• 2次申込期間にはプレゼンターと日にち・時間をご選択いただけます。申込みは先着順です。
1次申込期間で予約が取れたプレゼンターの人数と2次申込期間の予約を含めて、おひとり最大6名分までお申込みいただけます。
• 海外ゲストとのミーティングをご希望の場合は、英語あるいは各国語でのコミュニケーションをお勧めしています。
スピード・ネットワーキング ホスト一覧
(名字アルファベット順)
藤田 直義
高知県立美術館 館長
● 2月11日参加
高知県立美術館ホール(399席・能舞台併設)の企画を担当するアート・コーディネーターを経て、07年4月より同美術館館長。ダムタイプとの共同製作やピナ・バウシュ小品上演など250以上の演劇・ダンス・映画・音楽等の企画を実施。近年は、舞台作品の自主製作、海外カンパニーの招聘、国際共同製作、レジデンス事業に取り組んでいる。
イツィク・ジュリ
Israel Festival(2015)、“Curtain Up” Dance Festival(2014)芸術監督/劇作家、ドラマトゥルク、演出家、俳優(イスラエル)
● 2月12日参加
1997年よりヤスミン・ゴデールの全作品のドラマトゥルクと共同演出を務める。Telma Yelin High School for the Artsを卒業し、ニューヨークのサークル・イン・ザ・スクエア劇場とネイバーフッド・プレイハウスで学ぶ。1997年にイスラエルに帰国してからは、さまざまな劇場やテレビ、映画で俳優として活動。初めての長編戯曲『Sometimes Elephants Pass Here』は2000年のAcco Fringe Theater Festivalで最優秀戯曲賞を受賞。2004年には2本目の自作『Birth Marks』を自身で演出しテルアビブのTmuna Theaterで上演。2005年にSearch Engine Theater Group とContemporary Center for the Performing Arts in Jaffaを設立、Eyal Weizer『Hoki-Poki』、Nava Frenkel『Sample People』、Adina Bar-On『No Matter』などをプロデュース。
マーチン・ヤコビー
アダム・ミツキェヴィッチ・インスティチュート プロジェクト・アジア・マネージャー(ポーランド)
● 2月11日参加
2008年よりポーランド文化センター「アダム・ミツキェヴィッチ・インスティチュート」にて東アジアとの恊働を担当、2010年よりプロジェクト・アジア・マネージャー。アジア地域での文化イベント、研究訪問、ポーランド文化交流全般をコーディネートしている。これまでに100を超えるポーランド文化関連プロジェクトを開始、コーディネート、監修。中でも、2010年上海万博での同インスティチュートの文化プログラム、ポーランド欧州連合理事会議長国任期中(2011年7月〜12月)の公式文化プログラムの北京・東京部門、および同インスティチュートの2012年のフォーカスであった韓国でのポーランド文化プログラム責任者。2013年からプロジェクト・アジアは東アジア全域およびインドで展開している。
唐津 絵理
愛知 愛知県芸術劇場シニアプロデューサー、あいちトリエンナーレ2016キュレーター
● 2月12日参加
お茶の水女子大学文教育学部舞踊教育学科卒業、同大学院人文科学研究科修了。92年より愛知芸術文化センターの舞踊学芸員として自主事業プログラムを企画・制作。
現在は、アサヒビールアサヒグループ芸術文化財団助成選考委員、「劇場・音楽堂等への文化芸術活動支援 派遣型」支援員、次代の文化を創造する新進芸術家育成事業協力者会議委員等。
蔭山陽太
ロームシアター京都 支配人/エクゼクティブディレクター
● 2月11日参加
90年〜96年、株式会社俳優座劇場 劇場部。96年〜2006年、文学座 演劇制作部、同企画事業部 部長。2006年〜2010年、「まつもと市民芸術館」プロデューサー兼支配人。2010年〜2013年、「神奈川芸術劇場」支配人。2013年8月より「ロームシアター京都」(旧「京都会館」2016年1月10日オープン予定)支配人 兼 エクゼクティブディレクターに就任。98年、文化庁在外研修員(ロンドン)。
ローレンス・クンプ
ISSUE Project Room 芸術監督
● 2月11日参加
芸術批評/芸術史の修士号をニューヨーク州立大学ストーニーブルック校で取得。メイン芸術大学で学士(絵画)を取得。2008年に、後にニューヨーク・ブルックリンにパフォーマンス・センター「ISSUE Project Room」を設立し芸術監督となるSuzanne Fiolと共にキュレーターとしての活動を開始する。フェスティバル「Unsound NY」の共同キュレーター、グッゲンハイム美術館のプロジェクト「Stillspotting NYC」のフィナーレのゲスト・キュレーターを務め、Miguel Abreu Gallery、Audio Visual Arts、MOMA-PS1、ホイットニー美術館、Van Alen Instituteなどと共同事業を展開。現在ISSUE Project Roomの芸術監督。
小島 寛大
フェスティバル/トーキョー 副ディレクター
● 2月11日参加
2007年より京都芸術センターにアート・コーディネーターとして勤務。2009年~アートネットワーク・ジャパンに所属し、2010年~2012年に川崎市アートセンター アルテリオ小劇場ディレクター。2012年からフェスティバル/トーキョーにて制作およびアドミニストレーションを担当し、2014年より副ディレクターを務める。
ミロスラヴァ・コヴァージョヴァー
国際ダンスフェスティバル「Bratislava in Movement」 芸術監督(スロバキア)
● 2月11日参加
ブラティスラヴァの音楽演劇アカデミーとブラティスラヴァ経済大学を卒業。また、フェルデンクライス国際トレーニングプログラムを修了し、フェルデンクライス・メソッドのプラクティショナー資格を持つ。インディペンデントのダンスグループやプロの劇団とともに、ダンサー、教師、振付家、ドラマトゥルクとして長年活動。Bratislava in Movement協会の委員長であり、同名の国際コンテンポラリー・ダンスフェスティバル芸術監督。専門家として他のさまざまな団体のメンバーを歴任し、国際的スケールでの活動経験を持つ。
黒田 裕子
金沢21世紀美術館 交流課プログラム・コーディネーター
● 2月12日参加
2004年に開館した現代アート美術館の空間を活かしたパフォーミングアーツ及びイベント事業の企画プロデュースを行っている。ダンス、パフォーマンスを中心とした国内外の話題作、子ども向けプログラムをシアターや館内外敷地で実施するほか、フィルム上映やトークプログラム等を開催。街の歴史文化環境や人の営みを有機的に取り込んだクリエイティブなレジデンス事業にも着手している。
森 忠治
せんだい演劇工房10-BOX プログラムオフィサー
● 2月11日参加
1995年より演劇制作者としての活動を始める。現代演劇やコンテンポラリーダンスの制作業務を行うほか、ワークショップデザイナー(地域教育育成専門員)や仙台市公民館運営審議委員会委員としても活動。2013年からは「せんだい短編戯曲賞」のディレクターも務めている。
中冨 勝裕
公益財団法横浜市芸術文化振興財団 ダンス部門プロデューサー
● 2月12日参加
2006年より横浜赤レンガ倉庫1号館にて、横浜ダンスコレクション始め、数々のダンス公演を手がける。その他、日仏共同制作プロジェクト、日韓ダンス交流プロジェクト“Dance Connection”など、若手振付家発信、活動場所拡充のため、劇場やフェスティバル等のネットワーク構築、連携に力を入れている。
2010年ソウル・コレオグラフィー・コンテスト 審査員(韓国)
2014年WIFI Body Festival New Choreographers Competition 審査員(フィリピン)
サラ C. ナッシュ
ニューイングランド・ファウンデーション・フォー・ジ・アーツ ナショナル・ダンス・プロジェクト プログラム・マネージャー
● 2月11日参加
ニューイングランド・ファウンデーション・フォー・ジ・アーツ(NEFA)でナショナル・ダンス・プロジェクトのプログラム・マネージャーを務める。2011年にNEFAに参加。それ以前は、Mid Atlantic Arts Foundation、Dance Theater Workshop、フェスティバル「Tanec Praha」(プラハ)、ブリティッシュ・カウンシル(ロンドン)などで活動。Dance/USA、国際交流基金、Maggie Allesee National Center for Choreography、National Performance Networkなどさまざまな団体のためモデレーター、スピーカー、パネリストも務めている。メアリー・ワシントン大学で演劇とダンスの学位を取得。
小野 晋司
DANCE NEW AIRプロデューサー
● 2月11日参加
青山劇場・青山円形劇場にて、ダンス等の公演や国際共同、フェスティバルの制作に携わる。コンテンポラリーダンスの祭典「Dance New Air」(2014〜)「ダンストリエンナーレトーキョー」(2002~2012)、「TOKYO DANCE TODAY」シリーズ(2008~)、カナダと韓国の劇場共同プロジェクト「DANCE-X」(2008~)、「ドイツのダンス─新しい世代」(2005)等をプロデュース。日本ダンスフォーラム(JaDaFo)メンバー。横浜ダンスコレクションEX審査員。
ガーボル・ピンテール
Parallel Foundation/Touchpoint Art Foundation コーディネーター(ハンガリー)
● 2月11日参加
Parallel Foundation/Touchpoint Art Foundationにて現職、自身の主要プロジェクトに、都市のスペースを活用したコンテンポラリー・ダンスのプロジェクト「Body Moving: Dance for All! & Dance Commando」、アジアにフォーカスした舞台芸術ビエンナーレ(以前は舞踏フェスティバル)「Body Radical」、ヴィジュアル・アーティストのための「Parallel International Artist-in-Residence Program」など。また、「EDIT International Dancefilm Festival」「Dance Marathon」などをブダペストで成功させている。Felix Meritis Foundation(オランダ)の「Gulliver Program」やDance Theatre Workshop(米国)の「Suitcase Fund」にてアート・マネージメントのレジデンス。
クリス・レイノルズ
ハーバーフロントセンター・パフォーミングアーツ部門 アーティスティックアソシエイト(カナダ)
● 2月12日参加
ハーバーフロント・センターはトロントのウォーターフロントにある先進的な非営利文化団体で、多様な観客層を刺激し、育成し、楽しませる優れたイベントや活動を行なっています。1986年の設立以来、ハーバーフロント・センターの「ワールド・ステージ」はカナダで最も多彩な国際的舞台芸術プログラムへと育っていきました。大胆なキュレーション方針を持って、ワールド・ステージは、今日の演劇、ダンス、ジャンル横断型パフォーマンスを先導するアーティストたちを集め紹介し、トロントにおける「同時代」の理解を共有し深化させようとしています。
マイク・リバルタ
FiraTàrrega – カタルーニャ舞台芸術見本市 国際部門ディレクター(スペイン)
● 2月11日参加
2002年より舞台芸術見本市「FiraTàrrega」責任者、およびその国際プロジェクトのコーディネーター。2つのEUプロジェクト「Meridians」「TransAC」(www.meridiansnet.org)、およびFiraTàrregaの枠内で毎年9月第2週末に開催される国際プログラムを主導。国際プログラムではこれまでに英国、アイルランド、ケベック、ラテンアメリカ、メキシコ、北欧、中欧などにフォーカス。20年近くに渡るこの分野での仕事を通して、カタルーニャ、スペイン、ヨーロッパの文化セクターについて広範な知識を持つ。
崎山 敦彦
KAAT神奈川芸術劇場 チーフプロデューサー
● 2月12日参加
1962年沖縄生まれ。1992年、「劇場アートスフィア」(現:銀河劇場)の開設準備に参加、運営管理業務を経て、1996年プロデューサーに就任。古典芸能からストレートプレイまで、数多くの作品を手掛ける。2006年、劇場あうるすぽっとチーフプロデューサーとして開設準備に参加。2011年からは、KAAT神奈川芸術劇場チーフプロデューサーとして事業を統括する。
坂田 雄平
福岡 北九州芸術劇場 /「北九州芸術工業地帯」「ダンスダイブウィーク」担当
● 2月11日参加
03年より桜美林大学舞台芸術研究所のチーフとして、プルヌスホールを運営。07年より財団法人地域創造にて、演劇事業や調査研究・人材育成を担当。11年より、NPOの教育普及プロデューサーや社会人向けワークショップデザインの講師などを経て、現職。北九州芸術劇場では、舞台芸術フェスやダンスフェスの担当として、都市モノレールや船上工場夜景ツアーでの演劇や企業とつくるダンスなど、地域固有のレパートリー作品を製作。企業、商店街、観光、教育、交通、劇場外の文化施設などと連携した舞台製作の企画を担当する。
齋藤 啓
鳥の劇場 制作担当
● 2月12日参加
1974年東京都生まれ。2006年鳥取県に移り、鳥の劇場の立ち上げに参加。鳥の劇場の劇場運営から公演・演劇祭の制作、海外とのプロジェクトまで幅広い業務を担当する。舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事。鳥取県智頭町在住。
マリアナ・ガンダーラ・サラザール
El Chopo University Museum 舞台芸術キュレーター(メキシコ)
● 2月12日参加
批評的で領域横断的なイニシアチブを通して創造的異端を探求し活性化するスペースEl Chopo University Museumの舞台芸術キュレーターに2013年秋に任命される。メキシコで最も若いキュレーターのひとりであり、国内外の活動を通して大胆で新しいコンテンポラリー作品のトレンドの展示、分析、教育、発信を推進している。現職以前にはアーティスト集団「Colectivo Macramé」を設立し、メキシコとスイスで演出家、劇作家、多ジャンルのアーティスト、エデュケーターとして活動。
ウォン・ジ・ション
Damansara Performing Arts Centre(DPAC)芸術監督/プログラムディレクター/フェスティバルディレクター(マレーシア)
● 2月12日参加
DPACはつなぐこと、実践すること、紹介することを通して芸術を振興している団体。プロセニアム形式の劇場、実験演劇向きのブラックボックス、ロビー、展示が可能な回廊、リハーサル用スタジオ2つを持つ。設備は高水準で、舞台芸術のさまざまな様式のプロフェッショナルな実践に対応可能。舞台芸術のネットワーキングのためのセンターとして、DPACは国際コラボレーション作品、アーティストのレジデンス、交流プログラムなどを活発に展開しており、「d’Next Artist Project」「D for Dancing’s season」「DPAC Arts Festival」「d’MOTION International Dance Festival」などのイニシアチブを展開。
下山 久
「国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ」総合プロデューサー・芸術監督、エーシーオー沖縄(芸術文化協同機構)代表
● 2月12日参加
昭和56年度文化庁芸術祭優秀賞受賞作である「島口説(しまくあどぅち)」をはじめ沖縄を題材にした作品や国際共同作品など多数企画制作。昭和56年沖縄タイムス芸術選奨功労賞。平成17年から、総合プロデューサー、芸術監督としてアジア諸国・地域のファミリー向け演劇フェスティバル「国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ」を毎年開催。平成20年日本児童演劇協会賞。平成25年第63回芸術選奨文部科学大臣賞。エーシーオー沖縄(芸術文化協同機構)代表。社団法人日本児童演劇協会理事、公益財団法人舞台劇術財団演劇人会議理事、等を務める。
杉崎 栄介
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 アーツコミッション・ヨコハマ担当リーダー
● 2月12日参加
1975年小田原市生まれ。横浜市在住。1999年より横浜市芸術文化振興財団所属。「つなぐ、ふやす、アートの現場」を合言葉に、アーティスト、クリエーターが活動しやすい環境を整える中間支援事業“アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)”を推進している。ここの相談窓口で2007年よりのべ1000件を超える芸術文化やまちづくりに関する相談を受けている。舞台芸術の相談実績は、主に、劇場や稽古場として使える場所の案内、劇場外のサイトスペシフィックな作品に適した空間の情報提供や、それを使う手続きのアドバイスなどがあります。まずは作品のコンセプト、与条件を伺い、場所の持つ特性や歴史も踏まえてコメントをします。また、カンパニーの拠点づくり(事務所、稽古場移転等)に関わる助成制度も担当しています。横浜で活動を考えている方、ご相談承ります。
ヤナ・スヴォボドヴァー
アルハ・シアター Akcent Festival 芸術監督(チェコ)
● 2月11日参加
プラハ演劇アカデミーを卒業。演出家として、2003年より、特定の社会的グループの代表者とプロのアーティストの恊働に基づいたプロジェクトにフォーカス。2004年からは、チェコを新たな拠点にしようとしている外国人というテーマにフォーカス。作品はチェコ、米国、日本、南アフリカ、ドイツ、オーストリア、ポーランド、スロベニア他のフェスティバルで上演されている。オンジェイ・フラブと共に、アルハ・シアター(プラハ)のドラマツルギー戦略を構築。演劇に関するリサーチセンター「Archa Lab」の芸術監督・講師。2010年からは世界各地からドキュメンタリー演劇の作品を集め紹介する国際フェスティバル「AKCENT」芸術監督。
高萩 宏
東京芸術劇場副館長
● 2月11日参加
1953年東京都生まれ。東京大学文学部卒。劇団夢の遊眠社創立メンバー。パナソニック・グローブ座支配人、世田谷パブリックシアター制作部長を経て、2008年4月より現職。多摩美術大学客員教授。2007年より12年まで、文化庁文化審議会文化政策部会委員。著作「僕と演劇と夢の遊眠社」日本経済新聞出版社。
アンドレア・トミオカ
サンパウロ市文化センター ダンスキュレーター
● 2月11日参加
ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ダンスでクラシックバレエの上級認定を得る。大屋政子世界バレエコンペティション(1995)で銅メダル、ヴァルナ国際バレエコンクール(1996)で金メダルを受賞。コンテンポラリー・ダンサーとしてはCia Portuguesa de Bailado Contemporâneo(リスボン)、Balé da Cidade de São Paulo(ブラジル)に参加。現在ブラジル・サンパウロ市文化センター(CCSP)にてダンスキュレーターを務める。CCSPはサンパウロ市文化局の直属で、市民に多様な芸術的プログラムを提供している。CCSPのキュレーションとプログラミング部門はダンス、演劇、映画、音楽、ヴィジュアル・アーツの分野にそれぞれキュレーターを置いている。キュレーション部門は、芸術プロジェクトに特化して、公募や個人、団体とのパートナーシップを通してアーティストやカンパニーを選んでいる。パートナーシップは国内・国外で構築している。
テイ・トン
劇団「シアターワークス」マネージング・ディレクター、Singapore International Festival of Arts フェスティバル・ディレクター補(シンガポール)
● 2月12日参加
劇団シアターワークス(シンガポール)マネージング・ディレクター。また、アーツ・ネットワーク・アジア(ANA)のディレクターを務める。シアターワークスと同劇団のセンター「72-13」を通して、シンガポールのコンテンポラリー・アーツの発展に注力し、また、世界各国のコンテンポラリー・パフォーマンス・アーティストを紹介。72-13では先進的なパフォーマンスをシンガポールに紹介している。インディペンデントの助成機関として15年の歴史をもつArts Network Asiaでは、アジア内での対話と交流を振興・仲介。この3年、シンガポールを拠点とするAsia Europe Foundation(ASEF)とのパートナーシップで、ANAはアジアとヨーロッパのアーティストや創造活動をつなぐ「Creative Enconters」を運営している。また、1996年以来、オン・ケン・センの領域横断的・超文化域的リサーチ・交流プログラム「Flying Circus Project」のマネージメントを務める。同プログラムの最新版は2013年にミャンマーで実施されている。
モニック・ヴォートゥ
ローマ・ヨーロッパ財団 委員長
● 2月11日参加
ドイツ・テュービンゲン生まれ。ストラスブール大学で哲学を専攻。1982年、パリ・ビエンナーレの音楽部門を設立・監督。1984年、ローマ・フランス・アカデミーのディレクターJean-Marie Drotに請われ、Festival de Villa Mediciを設立、芸術監督を務める。同フェスティバルが1990年ローマ・ヨーロッパ財団となり、現在同財団委員長。その他、フランス代議院委員長への文化・視聴覚技術アドバイザー、在リスボンフランス大使館文化アタッシェ、フランコフォニー国際機関議員、ローマ・フランス・アカデミー理事、クレテイユ国立振付センター委員長、ヴェニスの美術館パラッツォ・グラッシCEO、フランス/ドイツのテレビ局ARTEの芸術プログラム委員長などを歴任。芸術文化勲章、国家功労勲章、レジオンドヌール勲章(フランス)、イタリア共和国功労勲章にノミネートされている。
サンカール・ヴェンカテシュワラン
ケララ国際演劇祭 芸術監督(インド)
● 2月12日参加
インドのカリカット大学演劇・美術学部、シンガポールのTheatre Training and Research Programme(TTRP、現在ITI)で学ぶ。ケララを拠点とするTheatre Roots & Wingsの創立者・芸術監督。演出作品に美加理との共同作業『Sahyande Makan — The Elephant Project』(2008)、国際交流基金ニューデリー日本文化センタープロデュースによる太田省吾の無言劇『水の駅』(2011)、ドイツのダンサーUrs Dietrichとの共同作業によるイプセン『われら死者の目ざめる時』(2012)など。
現在、南アジアの主要演劇フェスティバルのひとつであるケララ国際演劇祭(ITFoK)の芸術監督を務める。
シンタ・ウィボヴォ
Sideways Walking Arts Festival アジア―ヨーロッパ クリエイティブ・プロデューサー(ベルギー)
● 2月12日参加
1978年ベルギー生まれ。中国系/インドネシア系の両親から、いわゆる「バナナ世代」(外側が黄色、中は白)として生まれる。経済学とマーケティングを学び、アーティスト、フェスティバル、舞台芸術/映画/音楽関連のアートセンターやネットワークに関わる。アーティスティック・コーディネーター、スカウト、文化戦略家として、諸分野を横断・超越して活動し、リサーチ、言説、方法論における実験を触発し、インクルージョン、アウトリーチ、多様性の強化を目指し、各地域およびヨーロッパ全体の(文化)政策をフォローしている。中央と周縁を行き来し、東西ヨーロッパ、旧ソ連諸国、アジアを移動しながら活動。特に、アーティストと観客が探求を共有し、歩き、話し合う「Sideways Walking Arts Festival」に注力している。
横山 義志
SPAC-静岡県舞台芸術センター 海外招聘プログラム担当
● 2月12日参加
1977年千葉市生まれ。2000年からフランスで演劇学を学ぶ。2007年からSPAC-静岡県舞台芸術センターで主に海外招聘プログラム(国際演劇祭のための調査・演目提案や海外のアーティストとのやりとりなど)を担当。
演劇学博士(パリ第10大学)、学習院大学非常勤講師。専門は西洋演技理論史。論文に「アリストテレスの演技論」、翻訳にポムラ『時の商人』など。