国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2013年2月9日 [土] - 17日 [日] 

TPAM in Yokohama 2013 > ショーイング・プログラム > TPAMショーケース

TPAMショーケース

TPAM期間中に横浜・東京エリアで行なわれる公演を公募し、TPAM参加者にご紹介します。

We have performances that are shown in the Yokohama and Tokyo areas during the TPAM period register and introduce them to TPAM participants.

Q

Photo: Satoko Ichihara

 

いのちのちQ

 

2月8日(金)19:30 | 9日(土)13:30/17:30 | 10日(日)13:30/17:30 | 11日(月)15:30
さくらWORKS
前売 ¥2,500 | 学生前売 ¥2,000 | 当日 ¥3,000 | 学生当日 ¥2,500
TPAMパス特典⇒¥2,200
*ワンドリンク込み

 


新世代の皮膚感覚と繊細な傷つきやすさをベースにしながらも、既存の価値観を無効にするような斬新な言語センスと演出でその頭角をあらわしてきたQ。過去作品にもいつも「動物」が出てきたが、今作には「犬」が登場。「血統」を手がかりに、人間のいびつな世界を捉え返す。横浜・関内に新規オープンしたばかりの「さくらWORKS」で上演される初の演劇作品。


 

英語字幕あり

公演情報サイト
問合せ:Q 090-8224-3565

 


市原佐都子
1988年生まれ。桜美林大学在学中、卒業研究として自身初となる作・演出作品『虫虫Q』を発表。卒業後Qを創設。全ての作品の作・演出を担う。『虫虫Q』をもとにした戯曲『虫』で第11回AAF戯曲賞優秀賞受賞。作品にはペットやハムなど、動物や食べ物がよく出てくる。世の中の「形」に飼いならされきれない、そこからはみ出している、無理している存在が気になっている。

バストリオ

Photo: Toshiyuki Matsushita

 

点滅、発光体、フリー

 

2月7日(木)20:00 | 8日(金)20:00 | 9日(土)14:30/19:30 | 10日(日)14:30/19:30 | 11日(月)13:30/17:30
nitehi works 3F
予約 ¥2,800 | 当日 ¥3,000
TPAMパス特典⇒¥2,500

 


カラダが埋まっていくのを感じています。
夢のようです。そこにはエネルギーだけが溢れている。なにも知らないのに。
葬式の帰り道、駅の広場でピエロを見たのはリンダでした。
太陽はふたつありました。
手紙は机の中にありますが、きっとこの糸は、時間によって彼と繋がることになる。
夜が朝になる話をやります。で、朝は夜にもなる話もやります。それから、リンダは嘘つかない。


 

2月11日(月)13:30/17:30の回は英語字幕あり

公演情報サイト
問合せ:バストリオ 090-9984-6635

 


バストリオ
今野裕一郎(演出家/映画監督)が主宰するユニット。2010年より活動を開始する。コラージュの手法を用いて、シーケンスを繋ぎ合わせることで、複数の豊かな物語を自由に喚起させる作品を作り出している。ライヴハウスやギャラリーなどでの上演や、音楽家との共同制作など独自の表現の可能性を拡げている。2012年には空気公団とのコラボレーションライブを発表し好評を得る。

東葛スポーツ

ドッグヴィル

 

2月7日(木)19:30 | 8日(金)19:30 | 9日(土)19:30 | 10日(日)19:30 | 11日(月)19:30
3331 Arts Chiyoda 1Fコミュニティスペース
¥2,000
TPAMパス特典⇒¥1,500

 


「美しき逃亡者が現れ、ひとつの町が消えた」。
話題のスポット3331にて、東葛スポーツが『ドッグヴィル』をコスります。


 

公演情報サイト
問合せ:東葛スポーツ 090-3084-8947

 


東葛スポーツ
AMラジオ、テレビ東京、東京スポーツ、立川談志、ビートたけし等々、影響を受けた様々なプロップスをサンプラーに取り込み、ヒップホップ流了見でアウトプットする、金山寿甲率いる演劇ユニット。

ももいろぞうさん

 

ももいろぞうさん ランチショー2013

 

2月10日(日)・16日(土)
各日11:50 Open/12:30 Start/14:30 Close(上演時間30分)
(お料理の開演前提供のためにも、なるべく12:00までにお越しください)
AFR Yokohama
チャージ(¥1,000)+アーティストへの投げ銭(チップ)制
(ランチショーですので、1フード・1ドリンクの注文をお願いします)
TPAMパス特典⇒チャージ無料

 


シンプルな物語を軽演劇と空間演出で表現します。ランチショーにふさわしい、HAPPYで演劇を見た事の無い方も楽しめる、ショースタイルの作品です。


 

公演情報サイト
問合せ:ももいろぞうさん 080-6679-7917

 


ももいろぞうさん
「シュールでコケティッシュな空間演出パフォーマンス」。 劇場や路上、遊園地などその場に応じて演劇や大道芸の表現方法を使用し、空間を異色なアートとして表現。シンプルな物語を独特な世界観で表現したり、空間をカラフルで奇妙な場所に変貌させるパフォーマンスを行ったりしています。

カンパニーデラシネラ

Photo: Katsumi Kajiyama

 

異邦人

 

2月14日(木)19:30 | 15日(金)14:00/19:30 | 16日(土) 13:00/18:00 | 17日(日)14:00
世田谷パブリックシアター
一般 ¥4,000 | 当日 ¥4,500 | 学生 ¥3,500 | 中・高校生 ¥1,000 | 小学生 ¥800 | 親子チケット ¥4,800(小学生1枚と一般1枚対象)
TPAMパス特典⇒¥3,500

 


流れるように滑らかなムーブメントでカミュの世界観を表現し、演劇とダンスを横断する舞台として高い評価を受けた意欲作。2010年にシアタートラムで初演を迎えた本作が、世田谷パブリックシアターで今新たによみがえる。片桐はいりら個性あふれるキャストはそのままに、演出家小野寺修二が手掛ける、見るものの想像力をかきたてる特別なステージをお届けします。


 

公演情報サイト
問合せ:ゴーチブラザーズ 03-6809-8783 | 世田谷パブリックシアター 03-5432-1522 |

 


小野寺修二
演出家。日本マイム研究所を経て、パフォーマンスシアター水と油を結成。05年に水と油の活動を休止し、渡仏。帰国後第一作として『空白に落ちた男』発表後、カンパニーデラシネラを立ち上げる。マイムの動きをベースに台詞を取り入れた独自の演出スタイルで世代を超えた観客層に支持される。自らの創作活動に加え、演劇や音楽劇などの振付を担当するなど、数々の舞台で活躍。第18回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞。

ミクニヤナイハラプロジェクト

 

静かな一日

 

2月14日(木)19:30 | 15日(金)19:30 | 16日(土)15:00/19:30 | 17日(日)15:00
吉祥寺シアター
前売 ¥2,800 | 学生 ¥2,500 | 当日 ¥3,200
TPAMパス特典⇒ポストカード

 


その独特の台詞のもつドライブ感、鮮やかさ、ポジティブさが評価され「第56回岸田國士戯曲賞」を受賞したミクニヤナイハラプロジェクトの最新作。これまで6作品、独自の手法を信じ、演劇界に旋風を巻き起こしてきた矢内原が、この戯曲賞受賞をきっかけに、再度、演劇の台詞と演出について考え、新たな地平を目指します。


 

英語シノプシス配布

公演情報サイト
問合せ:プリコグ 03-3423-8669

 


ミクニヤナイハラプロジェクト
ダンスカンパニー「ニブロール」の代表/振付家として活動してきた矢内原美邦が「演劇作品」を制作することを目的に立ち上げたソロプロジェクト。些細にみえる日常を大胆に切り取りスケッチした物語群の中に、ノスタルジーを喚起する往年の日本アニメへのオマージュや自らが作詞する淡い青春ラブソングを織り交ぜ、意識的に「演劇的」でありながらも、様式に束縛されない手法が注目を集める。2012年、『前向き!タイモン』で第56回岸田國士戯曲賞受賞。

中村達哉

©2012 blanClass, Kosuke Hatano

 

そこから眺める

 

2月14日(木)20:00 | 15日(金)20:00
STスポット
前売 ¥2,000 | 学生前売 ¥ 1,800 | 当日 ¥2,300
TPAMパス特典⇒¥1,500

 


中村達哉がオブザーバーを担当した、ST スポット「ヨコラボ」(2010年、2011年)から継続して展開する「ヨコラボplus」。満を持しての主催公演となる今作は、照明家に森規幸を迎え、踊る身体を風景のなかに置き直す試みをします。


 

公演情報サイト
問合せ:STスポット 045-325-0411 | voids

 


中村達哉
1998年より現在まで、ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」に参加。パフォーマンスシアター「水と油」の作品や、山下残の作品などに出演。また、ミュージシャンや美術家など、他のアーティストとのコラボレーションを多数行っている。2010 年、2011年STスポット主催「ヨコラボ」集団創作コースリーダー/オブザーバーを担当。

劇団鹿殺し

Photo: Sakiko Wada

 

BONE SONGS

 

2月15日(金)~3月3日(日)
*平日・2月16日(土)19:00 | 2月17日(日)・23日(土)・3月2日(土)14:00/19:00 | 2月24日(日)・3月3日(日) 14:00 | 2月18日(月)・19日(火)休演
東京芸術劇場 シアターイースト
前売・当日 ¥4,500 | 学生 ¥3,200(要学生証、予約のみ)
TPAMパス特典⇒ステッカー

 


座長・菜月チョビが演出、主演。不死身の女の一生を歌い上げた「伝説の音楽劇」が、豪華ゲストを迎え、トランペットの音色と共に帰ってくる! 劇団鹿殺しの「音楽」を最大限に活用し、舞台でしか表現出来ない音楽、音楽でしか語れない物語をお届けします。


 

公演情報サイト
問合せ:劇団鹿殺し 090-3690-0967

 


劇団鹿殺し
2000年旗揚げ。「老若男女の心をガツンと殴ってギュッと抱きしめる」を合言葉に土臭さと激しさが同居する人間の愛おしさを表現する物語と、役者の身体パフォーマンスに重点をおいた演出で観客を魅了している。旗揚げ当初より路上パフォーマンス、ライブハウス、野外フェスと多方面で活躍する。2010年に発表した「スーパースター」が第55回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。

んまつーポス

WATAGATA ART FESTIVAL 2012

 

んまつーポス+宮崎大学〜そうなるまでの事情 vol.1〜

 

2月16日(土)19:00 | 17日(日)13:00/17:00
STスポット
一般 ¥2,000 | 学生 ¥1,000
TPAMパス特典⇒一般 ¥1,500 | 学生 ¥500

 


事情説明。一つ、まだ大学に依存しているんだ、自立しないとな・・・ずっと言われ続けてきた。大学ほど先端のおもしろさが散らばっているところはない。僕らは意図的且つ積極的に居座るつもりだ。二つ、1時間作品を創らなきゃぁ・・・これもずっと言われ続けてきた。でも僕らは4~6分作品にこだわりたい。この短さ、学生コンクールでは当たり前。論文なら要約、文学ならば詩、あるいは短歌。この短さでの勝負も悪くないと思う。


 

公演情報サイト
問合せ:NPO法人MIYAZAKI C-DANCE CENTER 090-5487-1239

 


んまつーポス
宮崎大学を拠点に活動するクリエイティブ(創作)ダンスユニット。スポーツと芸術の境界域をフィールドとしている。メンバーの専門は教育学、舞踊学。Yokohama Dance Collection EX 2012 ファイナリスト。「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」(文化庁)の派遣芸術家。JAPAN TOUR 2014(いわきアリオス、こまばアゴラ劇場、広島アステールプラザ、他)を実施。

86B210

Photo: Stéphane Hervé

 

Through The Keyhole

 

2月16日(土)20:00 | 17日(日)14:00/18:00
両日12:00–21:00にビデオ作品上映(無料、パフォーマンス・リハーサル時間除く)
BankART Studio NYK NYKホール
前売 ¥3,000 | 当日 ¥3,500
TPAMパス特典⇒¥1,500

 


86B210、偶数月の第三金曜日の完全即興舞踊、光と闇のダンススケッチシリーズより。現代美術作家、川俣正作品の中で踊ります。鍵穴からのぞく世界、濃密な空間で何が描かれていくのか皆様と共有出来たら幸いです。


 

公演情報サイト
問合せ:86B210 090-2303-6664

 


86B210
国内外で活動する前衛舞踊デュオ。様々な場所で活動。在仏日本大使館広報文化センターの97’パリ–東京フェスティバルを皮切りにヨーロッパ(フランス、イギリス、ドイツ、チェコ)での活動を始める。2006–2008渡仏。渡仏中の公演に関して『Danser』(フランス)『ballettanz』(ドイツ)best stage 34のtopに掲載される。 他分野の芸術家との共同作業にも積極的に行っている。

岡崎藝術座

Photo: Yuta Fukitsuka

 

隣人ジミーの不在

 

2月17日(日)14:00*/19:30 | 18日(月)14:00/19:00
*公開ゲネプロ
横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
公開ゲネプロ ¥2,800 | 前売 ¥3,300 | 学生前売 ¥2,500 | 当日 ¥3,600 | 学生当日 ¥2,800 | ペアチケット(前売のみ)¥6,000 | 18歳以下無料
TPAMパス特典⇒¥2,800

 


長年、子供ができないと悩んでいた山尾と海子についに子供ができた!喜ぶふたり。でも妻は社交ダンスに夢中で、パートナーの池谷と実はできてるんじゃないか。ていうか腹の子供はホントは池谷のなんじゃないか。身重の体にヒールをはいて踊る海子を見ていると不安になる。死ぬことを考える — そして子供が産まれた。無駄なことばかり起きるロードムービーならぬロードシアター。馬鹿げてるけど懐かしい。狂ってるけど誇らしい。


 

日本語上演/英語・韓国語字幕あり

公演情報サイト
問合せ:岡崎藝術座 090-6476-9799

 


神里雄大
演出家、作家、画家、岡崎藝術座主宰。1982年ペルー共和国リマ市生まれ。2003年早稲田大学在学中に岡崎藝術座を結成。舞台上での俳優の存在をことさらに強調する演出を特徴とし、現在に至るまで40本に及ぶ演出作品を発表している。2006年『しっぽをつかまれた欲望』(作:パブロ・ピカソ) で利賀演出家コンクールにて、最優秀演出家賞を最年少で受賞。2009年『ヘアカットさん』 が第54回岸田國士戯曲賞に最終候補ノミネート。2009年、白神ももこ(振付家・ダンサー)と、新ユニット “鰰[hatahata]” を結成。演出のほか、近年は小説や絵、詩の分野においても作品を発表している。