2月9日(土)15:00 | 10日(日)15:00
KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>
予約 ¥2,000 | 当日 ¥2,500 | 高校生以下無料(要予約)
TPAMパス特典→¥1,500

 


ルールズアンドレグスは英国を拠点にアーティスト育成のための滞在制作を企画運営しています。今回はSTスポットとの共働のもと横浜で1ヶ月の滞在制作を行います。英国より3組のアーティストとディレクター、日本からは危口統之が参加し、いくつかのルールをアーティストが共有し、それぞれの作品を製作、発表します。

ルール
• 取りかかれ!
• ステージを探せ。
• バランスをとれ。
• あなたもここにいる。


 

主催:STスポット、高知県立美術館
共催:横浜市、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2013 実行委員会
助成:グレイトブリテン・ササカワ財団、公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団、アーツ・カウンシル・イングランド
平成24年度文化庁文化芸術の海外発信拠点形成事業
協力:黄金町エリアマネジメントセンター、急な坂スタジオ、シアターナイチンゲール(ブライトン)
企画制作: STスポット(大平勝弘)、Rules and Regs (Seth Kriebel)
問合せ:STスポット 045-325-0411
公演情報サイト

 


Photo: Neil Baird

イラ・ブランド
作家、演出家。演劇とライブ・アートを横断しながら、単一的なナラティブでなく人間的経験に基づいた活動を展開。その挑発的かつ親密な作品を通じ、観客に自己の再発見をうながしている。コンテンポラリー・パフォーマンスのグループTinned Fingers創立メンバーであり、People Show、Living Structures、Kings of England、Andy Field等とのコラボレーションも継続的に行なっている。現在ソロ2作目『A Cure For Ageing』の2013年初演に向けて作業中。


FrenchMottershead
ロンドンを拠点とするレベッカ・フレンチとアンドリュー・モッターシェッドによるパフォーマンス・ユニット。アイデンティティーへの問いかけや、人々の習慣的な行動、日常における公的/私的な領域の探求を通し、参加型でサイト・スペシフィックな作品を創作している。人々を創造的行為に誘う戦略的介入を通して、見過ごされがちな振る舞いやコミュニティを露わにし、予測や書かれざるルールを転倒させる。多くの対話と折衝を伴うプロセスを通して、予測不能かつ魅力がありアクセスしやすい作品を作り、人々の日常に対する意識を理想的な手法で高める彼らの作品は高く評価され、テート・モダンやリバプール・ビエンナーレを始め数々のギャラリーやアート・フェスティバルから作品を委嘱されている。


マシュー・モリス
フリーランスのダンス・アーティスト。舞台、映画、パフォーマンス・アート、人形劇、教育、サイト・スペシフィック・イベントで国際的に活動。DV8、Siobhan Davies Dance、Fevered Sleep、Fearghus O’conchuir、Tilted Productions、Didier Theron等と共演。2009年より自身での振付を始め、これまでに三作の舞台作品とショート・フィルムを一作発表している。作品は動きと言葉を通してストーリーを伝えるライブ・パフォーマンスを基軸にしている。


Photo: Daisuke Sugita

危口統之
1975年岡山県倉敷市生まれ。横浜国立大学工学部建設学科在学中、演劇活動を開始。卒業後、揚重工として働く。2005年、『悪魔のしるし』を作・演出するなど、断続的な活動を経て2008年「悪魔のしるし」を結成。以後、演劇を含めた多様なスタイルのパフォーマンス作品を発表し続けている。2012年、セゾン文化財団ジュニア・フェロー選出、スイスでの上演ツアーを開催、KAAT神奈川芸術劇場にて新作『倒木図鑑』を発表。