国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2011年2月16日[水] - 20日[日] TPAMショーケース:2月12日[土]-20日[日]  併設事業:IETM サテライトミーティング in 横浜 2011年2月14日[月] - 16日[水]

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セミナー

ネットワーキング・ミーティング:米国のアート・センター/フェスティバル(通訳ボランティアあり)

会場:神奈川県民ホール6F会議室(access)
日時:2月17日(木)10:00-12:00

 

米国で先進的・国際的な活動をしているフェスティバルやアートセンターのプレゼンターと今後の共同製作やツアーの可能性を個別に話し合うネットワーキング・ミーティング。それぞれのミッションや、目指すもの、求めているものは何か、また実現に向けて解決すべき具体的な問題についてなど、小グループで話し合いながら、互いのニーズに合ったパートナーを探す機会です。

 

参加者:
ヴァレホ・ガントナー(Performance Space 122 芸術監督)
チャールズ・R・ヘルム(オハイオ州立大学Wexner Center for the Arts 舞台芸術ディレクター)
アーノルド・マリーナ(Flynn Center for the Performing Arts チーフ・プログラミング・オフィサー/芸術監督)
MK・ウェグマン(National Performance Network CEO/代表)
マーティン・ウォルセン(カリフォルニア大学サンディエゴ校University Events Office ディレクター)
ピーター・タウブ(Museum of Contemporary Art Chicago パフォーマンス・プログラム・ディレクター)
エリン・ボバーグ・ドートン(PICA[Portland Institute for Contemporary Art] パフォーミング・アーツ・ディレクター)
アンドリュー・ウッド(San Francisco International Arts Festival エグゼクティヴ・ディレクター)
吉田 恭子(U.S./Japan Cultural Trade Network[CTN] エグゼクティヴ・ディレクター)

主催:国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2011 実行委員会

舞台芸術におけるライブストリーミングの可能性(日英同時通訳付) [パスが必要です]

会場:神奈川県民ホール ブース・プレゼンテーション会場内セミナー・スペース(access)
日時:2月17日(木)13:00-15:00

 

スピーカー:
塩谷 陽子(ジャパン・ソサエティ 芸術監督)
湯浅 真奈美(ブリティッシュ・カウンシル アーツ部長)
*山口情報芸術センター(YCAM)からスピーカーを招く予定です。 ※YCAMについてはブース・プレゼンテーションのページをご参照ください。
モデレーター:小沢 康夫(プロデューサー・日本パフォーマンス/アート研究所 代表)

 

ここ数年、Ustreamやスティッカムなど、インターネット環境とカメラさえあれば誰でも無料でライブ映像配信できる動画共有サービスが非常に人気を集めている。もちろん文化的な側面にかぎっても、コンサートやトークショーなどをリアルタイム中継し、その利用方法は実に多彩になっている。このセミナーでは主にそのコンテンツを演劇、ダンス、バフォーマンスにフォーカスを絞り、ストリーミングの実用例と新しい可能性について議論したい。

主催:国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2001 実行委員会

 

塩谷 陽子

1960年東京生まれ。東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1997年よりジャパン・ソサエティー(ニューヨーク)舞台公演部勤務。日本の舞台芸術の公演を同ソサエティー内劇場にて主催する他、全米ツアーのプロデュース、日米振付家交換レジデンシー、米国アーティストへの新作委嘱、NY市の公立学校へのアウトリーチなど新規事業を立ち上げる。2006年より同ソサエティー芸術監督。2007年、ロックフェラー財団マルチメディア・アート助成のダンス部門選考委員。著書に『ニューヨーク:芸術家と共存する街』(1998年、丸善ライブラリー)、共著に『なぜ、企業はメセナをするのか』(2000年、メセナ協議会)など。

 

湯浅 真奈美

上智大学卒業後、国際産業見本市主催会社の広報部を経て、独立系の映画配給会社の劇場宣伝部に所属。宣伝プロデューサーとして、洋画の日本公開時のマーケティング、プロモーションを担当。1995年、英国の公的な文化交流機関、ブリティッシュ・カウンシルのアーツチームに所属。2005年よりアーツ部門の担当マネージャーとして、日本におけるブリティッシュ・カウンシルのアートプロジェクトを統括。日英の文化機関と連携し、アートを通した日英間の文化交流プログラムを展開。

 

小沢 康夫

2003年、企画制作会社プリコグ設立。2008年に代表を退き、後進に譲る。同年、日本パフォーマンス/アート研究所を設立。コンテンポラリーダンス、現代美術、現代演劇、メディア・アート、音楽など既存のジャンルにこだわることなく、独自の観点でプロデュースする。最近の主な活動として、ラフォーレ原宿30周年企画「HARAJUKU PERFORMANCE + Special」、金沢21世紀美術館「二十一世紀塾」、美学校「超・日本・パフォーマンス論」、ヨコハマ国際映像祭2009オープニングパフォーマンス「停電EXPO」、「ポストメインストリーム・パフォーミング・アーツ・フェスティバル 2010」、「LAFORET SOUND MUSEUM 2010」、韓国ナム・ジュン・パイク・アートセンター「Out of Place, Out of Time, Out of Performance」などがある。http://j-pai.net/

TPAMディレクションが目指すもの(日英同時通訳付)[パスが必要です]

会場:神奈川県民ホール ブース・プレゼンテーション会場内セミナー・スペース(access)
日時:2月18日(金)10:00-12:00

 

TPAMiY2011のTPAMディレクションのプログラムを担当した3人のディレクターによる本音トーク。今回のプログラミングで提示されている同時代演劇の文脈から、プログラミングのあり方、展望まで、新進気鋭のディレクターたちが語ります。

 

スピーカー:
中村 茜(株式会社プリコグ代表取締役/NPO法人ドリフターズ ・インターナショナル理事)
小倉 由佳子(アイホール/伊丹市立演劇ホール ディレクター)
野村 政之(劇団青年団・こまばアゴラ劇場制作)
プロフィールはTPAMディレクションのページをご参照ください。

モデレーター:丸岡 ひろみ(国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2011 ディレクター)

 

 

韓国の同時代演劇の現在とこれから(韓国語/日本語逐次通訳付)[パスが必要です]

会場:ヨコハマ創造都市センター(YCC)1F (access)
日時:2月18日(金)17:30-19:30

 

スピーカー:イム・インザ(ソウル・マージナル・シアター・フェスティバル 芸術監督/プロデューサー)、モデレーター:市村作知雄(特定非営利活動法人アートネットワーク・ジャパン 会長)
通訳:イ・スンヒョウ(東京芸術大学音楽文化学大学院)

 

韓国内のみならず海外でも活躍中の、ソウル・マージナル・シアター・フェスティバル芸術監督イム・インザ氏をスピーカーとして招き、韓国における最先端の舞台芸術事情、海外で活躍する韓国のアーティストや、彼らを取り巻く問題や今後の展望について紹介します。

 

主催:国際舞台芸術ミーティング in 横浜  2011 実行委員会
協力:NPO法人アートネットワーク・ジャパン

ソニア・ヒルデブラント""

イム・インザ
2004年にソウル・マージナル・シアター・フェスティバルのアシスタント・エグゼクティブ・ディレクター、2005年より同エグゼクティブ・ディレクター、2010年に同芸術監督に就任。インディペンデントプロデューサーとしても活躍、ジョン・グンヒョン, Whajung Kang、Visual Theatre Company CCOT 、Creative VaQiなどのアーティストとともに、ウェールズのチャプター・アーツセンターとそのプロジェクト「Experimentica」、Aberystwyth Arts Centre、 St Donats Art Centre、東京のフィジカルシアターフェスティバルなど、海外の劇場やフェスティバルにて活動を行なってきた。また、レバノンの「Home Works」(2008年)、ベルギーのクンステン・フェスティバル・デザール(2007年)、ドイツのタンツプラットフォーム(2008年)、Mexico Encounter 2009、Asian Conversations 2010などにてコンテンポラリー・アーツ・シーンに関する調査活動を行なっている。

 

ソニア・ヒルデブラント""

市村作知雄
特定非営利活動法人アートネットワーク・ジャパン会長、フェスティバル/トーキョー実行委員長、川崎市アートセンター統括ディレクター、横浜橋アートピクニック「TOCO」運営、東京芸術大学音楽環境創造科准教授。舞台芸術に関するプログラムの企画制作、NPO法人の運営等を専門とする。これまで山海塾制作、(株)シアター・テレビジョン代表取締役、東京国際芸術祭ディレクターなど。

■想像力の行方〜物語を建築する(日英通訳付)

会場:BankART Studio NYK BankART Mini (access)
日時:2月18日(金)16:00-17:30

スピーカー:
ダンカン・スピークマン(アーティスト)
クワクボリョウタ(メディア・アーティスト)

コーディネーター:大平勝弘 (STスポット館長)
主催:国際舞台芸術ミーティング in 横浜2011実行委員会

他者とのコミュニケーションツールとしての作品や表現を追求する、日英の俊英メディアアーティストをゲストに迎え、人や空間、場所が作品に及ぼす影響から、それぞれの作品におけるデジタルメディアの融和性について、この先の展望などをお聞きします。


ダンカン・スピークマン
英国ブリストルを拠点とするアーティスト。個人的・社会的環境における人々の音との関わりを主なテーマとして探求。自身の作品の中にも音を効果的に取り入れ、公共スペースで人々が身体的に感情的に関わりあえるような環境や体験を生み出している。現在は場に反応する作品や、ストリート・ゲーム、演劇パフォーマンスなどを手がけ、ISEAやフューチャーソニックなど英国内外のフェスティバルに参加、活躍の幅を広げている。2008年からはブリストルのパーベイシブ・メディア・スタジオでレジデンスを行っている。
http://duncanspeakman.net/

ソニア・ヒルデブラント""

クワクボリョウタ
1971年生まれ。筑波大学大学院修士課程デザイン研究科総合造形修了、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)アートアンドラボ科卒業。1998年より主にエレクトロニクスを用いた作品制作を開始する。アナログとデジタル、人間と機械、情報の送り手と受け手など、さまざまな境界線上で生じる関係性をテーマにしている。代表作に「ビットマン」(明和電機との合作)、「ビデオバルブ」「PLX」「プリペアードラジオ」などがある。純粋に体験を提供するための装置ではな
く、それ自体道具として完結させることで個々の体験者の文脈と関係づけようとする指向性は「デバイス・アート」とも呼ばれる独自のスタイルを生み出した。2010年に発表した「10番目の感傷(点・線・面)」でデバイスとは違った作品の在り方を試み、第14回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞を受賞。

大平勝弘
1971年大阪府生まれ。多摩美術大学卒業後、大学勤務、専門学校講師を経て、2006年より「STスポット」勤務、「急な坂スタジオ」立ち上げに参画、その後2008年よりSTスポット館長。コンテンポラリーダンスを中心に公演企画、及び若手アーティストの育成、観客創造のためのワークショップ構築に従事。

バタシー・アーツ・センター on Skype !(日英同時通訳付)

会場:BankART Studio NYK BankART Mini (access)
日時:2月18日(金)18:00-20:00

スピーカー:
デイヴィッド・ジャブ(バタシー・アーツ・センター アーティスティック・ディレクター)
佐貫こしの(東急文化村/シアターコクーン・プロデューサー)
加藤弓奈(急な坂スタジオ ディレクター)
デイヴィッド・ジャブ[バタシー・アーツ・センター アーティスティック・ディレクター]

モデレーター:伊藤 達哉(ゴーチ・ブラザーズ 代表取締役/プロデューサー)

主催:ブリティッシュ・カウンシル、国際舞台芸術交流センター 、協力:国際舞台芸術ミーティング in 横浜2011 実行委員会

 

伊藤 達哉

1974年生まれ、千葉県出身。早稲田大学第二文学部卒業。大学在学中に劇作家・演出家の長塚圭史が主宰する「阿佐ヶ谷スパイダース」に制作として参加。その後、株式会社アール・ユー・ピーを経て2004年、阿佐ヶ谷スパイダース制作部を法人化し有限会社ゴーチ・ブラザーズを設立、代表を務める。阿佐ヶ谷スパイダースのほか、真心一座「身も心も」やPARCOプロデュース公演、東京グローブ座のプロデュース公演等に携わる。

 

デイヴィッド・ジャブ

Central School for Speech and Dramaのディレクターを務め、インディペンデントの制作会社Your Imaginationを設立後、ロンドン南部のタウンセンターを改装して作られた実験的な舞台芸術の場として知られるバタシー・アーツ・センターにて2004年から芸術監督、2008年から共同芸術監督/チーフ・エグゼクティヴを務めている。観客参加型の作品を積極的に紹介するほか、アーティストや実践家同士の対話を促すようなプログラムなどを展開している。

*■TPAM in Yokohamaウェルカムパーティ開催!
2月18日(金)21:30 - 23:00 NYK1F/ BankART Mini
?費用:500円(TPAM出演者・関係者・TPAMパスホルダーは無料 ?問合せ:BankART1929 info@bankart1929.com 045-663-2812

ボルドー市の文化政策―PACT(Plan d'Ame´nagement Culturel Territorial)とEVENTOビエンナーレ(逐次通訳付)

会場:神奈川県民ホール ブース・プレゼンテーション会場内セミナー・スペース(access)
日時:2月19日(土)10:00-12:00

 

スピーカー:ブリジット・プルーセル(ボルドー市文化局 局長)

 

ボルドーの文化政策が特に目指しているのは、芸術家の養成と芸術的実践の分野において、多種多様な経験の場を提供すること、そして、その地域やそこに住む人々の特性を活かした方法で、さらには国際的な経験にも着想を得ながら、市民と芸術家が一体となって作り上げる新しい形の芸術を提案することです。
ブリジット・プルーセルはTPAMに集う専門家たちに、文化領域整備計画(PACT)そしてまた2009年にその第1回目が開催された、2年ごとに行なわれる都市型芸術イベントEVENTOを紹介します。この2つの画期的な企画は、芸術の分野における発展や、それにともなう組織化の必要、および地域住民と卓越した芸術との密接な関わりに応えながら、地域を活性化しようという目的で、ボルドーで実施されたものです。

主催:東京・横浜日仏学院、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2001 実行委員会

ブリジット・プルーセル

1991年にフランス外務省管轄のフランス芸術活動協会に所属。プログラム責任者として演劇部門、続いて大規模展覧会部門を担当。1995年から1998年には、同協会にて地方分権協力部を立ち上げ指揮をとる。1998年から2007年の間ポルトガル、そののち日本にて文化アタシェに任命される。2007年9月より、ボルドー市の文化局局長を務める。また、フランスの主要大都市の文化局局長団体現メンバー、およびアキテーヌ文化局局長団体設立メンバーの一人でもある。

HAU劇場ベルリンの創造力とは?(ドイツ語/日本語 逐次通訳付)

日時:2月19日(土)16:00-18:00
会場:神奈川県民ホール6F会議室(access)
日時:2月19日(土)16:00-18:00
料金:\500 ※TPAMパス、あるいは『世界の小劇場』のチケットをお持ちの方は無料でご入場いただけます。
スピーカー:ソニア・ヒルデブラント(Hebbel am Ufer [HAU])、通訳:山口真樹子

『世界の小劇場 vol.1 ドイツ編』でご紹介する3作品をプロデュースしたHAU劇場ベルリンのプログラミングの秘訣に迫ります。 HAUは、大・中・小3つの劇場を運営するなか、年間120の異なるプロジェクトをプロデュースするという驚異的なアイディア・チームです。ここで上演される作品は全てHAUの共同制作作品で、常にオリジナルな創造性を示してきました。劇場・フォルクスビューネや演出家クリストフ・シュリンゲンズィーフのドラマツルグを担当してきたマティアス・リリエンタールが2003年より芸術監督を務めるHAUは、実験性・先鋭性の高いプログラミングで、国際的な評価と地元の新しい観客を開拓しつづけています。日本で「劇場法」への注目が集まる昨今、このセミナーでは、HAUの質の高い生産性に注目してみます。

 

 

ソニア・ヒルデブラント""

ソニア・ヒルデブラント(Hebbel am Ufer [HAU])

1980年、ベルリン生まれ。
2000-2005年、European University Viadrina Frankfurt(Oder)で社会文化科学を専攻、 University of Valenciennes and Hainaut-Cambresis(フランス)でも学びつつ、 Pauw & PolitikyやハンブルクのKontext Kulturproduktionenでインターン。 2004-2006年、カナダのビデオアーティストJanet CardiffとGeorge Bures Millerのアシスタントとして、 『Ghost Machine』『The Walk Book』『Forty Part Motet』などのプロジェクトに関わる。 2006年からHAUのディレクター、マティアス・リリエンタールのアシスタント。 プロジェクト・マネージャーとして、HAUのBerlinale Talent Campus、Forum Expanded、アジア太平洋週間『Tokyo Shibuya: The Next Generation』、IETMベルリン会議、Dries Verhoeven『Niemandsland』などのプロジェクトに関わる。

主催:NPO法人 Drifters International、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2011 実行委員会、共催:東京ドイツ文化センター、特別協力:ドイツ連邦共和国大使館
協力:Hebbel am Ufer、制作協力:プリコグ

ソニア・ヒルデブラント""

     
     

フェスティバルの現在と未来(日英同時通訳付)

会場:ヨコハマ創造都市センター(YCC)1F (access)
日時:2月20日(日)10:30-12:30

スピーカー:ベルナール・フェーブル・ダルシェ(アヴィニョン・フェスティバル 元ディレクター)、ヒューゴ・ドゥ・グレーフ(ヨーロッパ文化の家 文化アントルプルナー)、建畠晢(京都市立芸術大学学長)
モデレーター:藤井慎太郎(早稲田大学文学学術院教授)

国家を代表するアート・フェスティバルの責任者を歴任してきた3人のパネリストを迎えて、フェスティバルが置かれている状況と果たすべき役割を考え直したい。その数が急増する今日、フェスティバルは何を目指すべきなのか、そもそも、フェスティバルは常設の劇場や美術館とはどのように異なる役割を果たしている/果たすべきなのか、さらに今日、いかなる文化政策が国や自治体に求められているのか、幅広く議論してみたい。

主催:早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点 テーマ研究「舞台芸術 創造とその環境 日本/世界」、国際舞台芸術ミーティング in 横浜2011実行委員会

 

ソニア・ヒルデブラント""

ベルナール・フェーブル・ダルシェ

1972年に国立行政学院を卒業し、文化省に入省。1980-84年および1993-2003年、アヴィニョン・フェスティバルのディレクター。1984-85年、首相付き文化アトヴァイザー。テレビ局「La Sept」を1986年に設立。1989年にフランス国民議会200周年記念イベントを監督、1989-1992年文化省演劇・パフォーマンスアート部門長、1993-98年国立演劇センターディレクター。2001年ハンガリー文化シーズン、2003年ポーランド文化シーズンコミッショナー。BFA-Conseilにてフェスティバル、自治体、政府のコンサルタント。現在、リヨン・ビエンナーレ(ダンス、ヴィジュアル・アート)、および大規模なリージョナル・インスティテューション「Metz-en-scene」(音楽)の委員長。

ソニア・ヒルデブラント""

ヒューゴ・ドゥ・グレーフ

1953年、ベルギー出身。ベルギー国内の舞台芸術フェスティバル・施設のプロデューサー、ディレクターを務め、1980年代以降、世界を席巻する「フレミッシュ・ウェイヴ」を準備した人物である。ブリュッセルのKAAITHEATERの創設者・芸術監督(1977-97)、フランダースの舞台芸術専門誌『ETCETERA』の共同創設者、欧州文化首都ブリュージュ2002支配人(1998-2003)、ブリュッセルの芸術文化施設フラジェ支配人など、要職を歴任してきた。またフランダース、ベルギー、ヨーロッパのレベルにおいて文化政策のアドヴォカシーにも精力的に関わっており、IETMや欧州文化の家の共同創設者のひとりであり、欧州フェスティバル協会(EFA)の事務局長(2004-8)を務めた。

ソニア・ヒルデブラント""

建畠晢

1947年京都府生まれ。早稲田大学卒業。国立国際美術館主任研究官、多摩美術大学教授、国立国際美術館長を経て、今年から京都市立芸術大学学長。ヴェネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナー、横浜トリエンナーレ芸術監督、あいちトリエンナーレ芸術監督を務める。また詩人として、詩集『余白のランナー』で歴程新鋭賞、『零度の犬』で高見順賞を受賞。

ソニア・ヒルデブラント""

藤井慎太郎

1971年生まれ。早稲田大学文学学術院教授、同演劇博物館グローバルCOE芸術文化環境研究コース・リーダー、同演劇博物館演劇映像学連携研究拠点「舞台芸術 創造とその環境 日本/世界」テーマ研究代表者。フランス語圏と日本を中心に、現代舞台芸術の美学と制度を専門とする。共編著に『演劇学のキーワーズ』(ぺりかん社)、『The´a^tre/Public : Sce`nes francaises, sce`nes japonaises - allers-retours』、共訳書に『演劇学の教科書』(クリスティアン・ビエ、クリストフ・トリオー著、国書刊行会)、『超大国アメリカの文化力』(フレデリック・マルテル著、岩波書店)など。

横浜市創造都市セミナー/マッシュアップミーティング in TPAM
都市とクリエイティビティの可能性を探る―横浜とポートランドの事例から [website]

会場:ヨコハマ創造都市センター(YCC)1F (access)
日程:2月20日(日)14:00-17:00
参加費:無料(パス不要)
*セミナー後、17:00 - 18:15に交流会(有料:1,000円)を開催します。

 

スピーカー:
エリン・ボバーグ・ドートン(PICA パフォーミング・アーツ・ディレクター)
佐藤 澄子(クリエイティブディレクター/コピーライター)
曽我部 昌史(建築家/みかんぐみ共同主宰/神奈川大学工学部建築学科教授)

コーディネーター:
倉田 直道(工学院大学建築都市デザイン学科 教授/株式会社アーバン・ハウス都市建築研究所 代表取締役)

 

都市空間を活用しアート活動を行なう「PICA」のビジョンと、横浜を舞台に活躍するクリエイターとのお話を通して、アートや街と関わっていこうとする多くの若き担い手たちにとって参考となる事例を探っていきます。PICA(Portland Institute of Contemporary Arts)は、毎年9月に行われるタイムベースド・アート・フェスティバル(TBAフェスティバル)を中心に、コンテンポラリーアートのプログラムを提供。芸術文化のほぼ全ジャンルにわたり、アートを使ったコミュニティの活性化、アート・コミュニティの形成に力を注いでいます。過去に、Eiko & Koma、指輪ホテル、山川冬樹、Offsite Project(鈴木ユキオ、山下残)などを日本から招いています。

主催:公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、共催:横浜市APEC・創造都市事業本部、企画:国際舞台芸術交流センター
協力:国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2011 実行委員会

 

ソニア・ヒルデブラント""

エリン・ボバーグ・ドートン (Erin Boberg Doughton)

1995年の創立以来、PICAのパフォーマンスとレジデンシーのプログラムを担当。パフォーマンス、メディア、ヴィジュアル・アーツ、ジャンル複合型などさまざまなアーティストを集めPICAが毎年開催するタイムベースド・アート・フェスティバルのキュレーションチームに参加。現在ナショナル・パフォーマンス・ネットワーク(NPN)の理事会の一員を務め、NPNのプログラム「パフォーミング・アメリカズ」のキュレーターグループに参加している。ナショナル・ダンス・プロジェクトのハブサイト・アドヴァイザーであり、他にもクリエイティヴ・キャピタル、オン・ザ・ボードのノースウェスト・ニュー・ワークス・フェスティバル、ミッドアトランティック・アーツ・ファウンデーションなどの団体のアーティスト選択、助成金審査などに定期的に関わっている。